マイルは誰でも、飛行機に乗らなくても貯められる!
どうも、陸マイラー初心者(ほんと2017年夏から陸マイラー始めました)の尾張人はる(55歳オーバーのサラリーマン)です。
この1年間で40万以上のマイルが貯まりました。(途中、家族旅行などで消費しましたけど)
このブログでは、2017年春までの僕と同じ、“マイルって何?”という方でも、どうやったらマイルが貯められるのかについて、ほんと初心者入門的にお話しします。
(なんて偉そうに言いましたが、陸マイラーの諸先輩から見れば全くの未熟者です)
なので、少々端折った説明・変な表現もあるかと思いますが、陸マイラー当初に僕が調べた・行った経験を踏まえ、初心者マイラーの方、もっと言うとマイルなんて知りませんという方が知りたいだろうなって事を中心にご説明します。
また、エアライン・アライアンスについて基本的なこともご紹介します。
雑学かもしれませんが、マイルを貯め利用するための基本知識として知っておいて損にはなりません。
このブログをきっかけに少しでもマイルに興味を持たれ、これまで傍観(?)していた世界を楽しんでみてください。
マイルって何?
皆さん、マイルってどんな言葉?、単語?、・・・?でしょうか?
2017年春までの僕のマイルに対する認識は次のようなものでした。
- マイルって飛行機に搭乗してもらえるポイントなんだろう。
- 溜まったマイルはどうなるの? どう使うの? どんな価値があるの?
- たぶん普通のサラリーマンではほとんど溜まらないんだろうな?
つまり、お金持ち、あるいは企業の重役や出張族のほんと限定された人たちのためのもので、JALやANAが、上手くその方達のポジションを利用する・利用しあう別世界の仕組みと考えていました。
なので全く知りませんし、調べてみようとも思いませんでした。
それまでの気持ちというか思いは、
マイルなんか別にいらないな。カード作って、わざわざカウンターで提示して何が嬉しいんだろう?
どうです。今のあなたと同じですか?
いやいや俺は・私はもう少しマシだ! ってことでしたら素晴らしい。おさらい気分で読んでみてくださいね。
今ではマイルについて少しかもしれませんが判りましたし、実際マイルがたくさん貯められました!
マイルとは
それでは、マイルの基本的なことをご説明します。
そもそもマイルとは長さの単位です。1マイル=1,609メートル(約1.6キロメートル)となります。
僕たち日本人はマイルでなくメートルで育ってきましたので何かピンと来ないかもしれませんね。
このブログで扱うマイルとは、飛行機に搭乗して移動した飛行距離です。
そして、この[飛行距離⇒マイル]を貯めること・使うことをマイレージ・プログラムと言います。
マイレージ・プログラムでは少々長いので、略してマイルと言ってます。
このマイル(マイレージ・プログラム)は航空会社毎に異なります。
なので、JALとANAとでは別々のマイルとなります。
JALで貯めたマイルはJALでしか基本的に使えません。ANAでは使えません。
実は他の航空会社でも利用できる仕組みがありますが、今はそう覚えてください。
マイルの使い道
マイルの使い道ですが、その航空会社の搭乗券購入費用に充てることが基本です。
マイルそのもので、特典航空券という特別な搭乗券を得る場合と、航空会社独自の電子マネーに交換し、その電子マネーで搭乗券の支払いに充てる場合があります。
また、航空会社でも自社の飛行機を利用するツアーを企画しています。
そのツアー代に充てることもできます。
さらに各航空会社はオリジナルブランド商品や提携ブランド商品の販売も行っています。
その商品をマイルで購入することもできます。
つまり、貯まったマイルは、その航空会社の搭乗券・ツアー代・商品代に充てることになります。
何のためにマイルを貯める?
では、何のためにマイルを貯めるのでしょうか? 貯めてもどうするの? 何がしたいの?
実はこの点がマイルについて知ろう、貯めようというモチベーション的なところです。
ここが最初に明確ですとマイルを貯めること(続けること)ができますよ。
銀婚式に夫婦でハワイへビジネスクラスで行くぞ!
それでは、僕がマイルを貯めようと考えたことを参考までに簡単にお話しします。
同世代の方のご参考になるかと思いますので、少々お付き合いください。
僕は、今年銀婚式を迎えました。
で、2年前ぐらいから、何となくですが漠然と銀婚式をどうしようかって考え始めていました。
始まりはここです。
ダイヤのネックレスでもプレゼントしようか?
それとも、高級な料亭で食事をしようか?
さて、どうしよう???
そういえば、確か結婚当初にハワイに行きたいって言ってたよね。
僕はハワイへもアメリカ本土へも行ったことがありません。
彼女は結婚前に格安ツアーで言ったことがあり、ハワイは良かったって言ってました。
それなら、銀婚式にハワイ旅行をプレゼントしよう。
銀婚式なのでどうせならビジネスクラスでゆったりと行きたいな。
一生にたった一度のイベントですからね!
さて、ハワイ往復のビジネスクラスの飛行機代はいくら?
飛行機自体そんなに利用しません。
たまに利用するときは会社支払いなので、実際いくらかも知りません。
ましてビジネスクラスなんて想像が????です。
なんと、夫婦二人で往復70~80万円!
とでもじゃないがそんな大金無理だ。
給料の1ヶ月以上です!
なんかもっとお安く行く方法は無いのか?
ネットでいろいろ調べました。
マイルを貯めて、国際特典航空券なら、格安で行けるぞ!
で、ネットで調べて見ますと(いい時代です!)、マイルを貯めて、国際特典航空券にて、ほんと格安料金(燃料代+α)で行けることが判りました。
具体的に言いますと、夫婦二人で、130,000マイル+5万円程度でハワイまでビジネスクラスで往復ができます。
130,000マイルって? どれぐらいの数字なの?
ちなみに、セントレアから那覇までANAのエコノミークラスで、例えば10月ですと、片道普通料金43,000円程度です。
そして、ANAの一般カード所有者が獲得できるのは889マイルです。
130,000マイルにはセントレア-那覇間を146回以上搭乗する必要があります。
いつも普通料金で購入するなんてことはありませんが、特割など早割り運賃で購入したとしてもセントレア-那覇間を146回搭乗すると約300万円ぐらいかかります。
130,000マイルとはそんな数なんです。一般人は搭乗回数でも購入金額にしても全く不可能ですよね。
つまり、普通に飛行機に搭乗するだけでは全く貯まらない数字です。
ちなみに、日本からニューヨーク往復のファーストクラスチケットが約250万円です。
ビジネスクラスなら300万円でハワイを7往復から8往復可能です。
で、こんな途方も無いマイルが、これからご説明することを行へば、1年も経たずに貯まります。
どうですか。僕と同世代のご夫婦なら身近に考えられる例ではないでしょうか?
特段、銀婚式でなくても、ハワイでなくても、たとえば毎年家族旅行に割安で行きたいでもいいんじゃないですか。
春休みは沖縄、夏休みは北海道、冬休みは海外・・・なんてのもマイルが貯まれば可能ですよ。
そして、その方法が、陸マイラーです!
陸マイラーとは!
ここから、実際陸マイラーとして行うことをお話しします。
僕が実際行ったことですので、これがベストなのか判りませんが、同じことを行えば130,000マイルどころか、1年間で40万以上のマイルが貯められます。
まずは、陸マイラーとは何? ってところからご説明します。
呼び方は「おかマイラー」でも「りくマイラー」でもどちらでもお好きな方で。
”陸”って付けることからお察しされるとは思いますが、空(つまり飛行機に搭乗)でなく、陸つまり飛行機に乗らずにマイルを貯める方達のことです。
TSUTAYAやイオンなどで、ポイントを貯め次回の購入に利用できることはご存知でしょうか?
支払った金額に応じて相当するポイントが得られ、その貯まったポイントが次回の支払い金額に充てられます。
ある特定のポイントは支払い金額でなくマイルに交換することも可能なのです。
つまり飛行機搭乗とは全然関係のない買い物やサービス利用の支払いで貯まったポイントがマイルになります。
これは陸マイラーの一例ですが何となくご理解できましたでしょうか。
何か胡散臭そう? 変な勧誘じゃないのか?
全く初めての方は疑心暗鬼かもしれませんね。
でも、陸マイラーは全国にたくさんいます。普通の会社員や主婦、学生もいます。
そんな普通の方々が趣味程度に自分のペースで行うことができます。
繰り返しですが、あなたがTポイントを貯めて利用するのと同じで、それがTポイントでなくマイルというだけです。
Tポイントを貯めるのはいつでも自分の判断で止めたりできますよね。いつ利用するかも自由ですよね。
陸マイラーも全く同じです。
僕なんて、若い頃に知っていれば、始めていれば、もっとたくさんの旅行が家族とできたのにと後悔しています。
要は陸マイラーを知っているか知らないかの違いだけです。
それでは、陸マイラーのマイルの貯め方を説明します。
陸マイラーの方法
方法はざっくり次の3つです。
① クレジットカードの支払いで貯まったポイントをマイルに交換する。
② クレジットカード入会キャンペーンに登録し、高額のポイントを得てマイルに交換する。
③ ポイントサイトで案件を達成し、貯まったポイントをマイルに交換する。
さらにベテラン陸マイラーですと、
④ クレジットカードを友人・知人に紹介し、紹介者ポイントを得てマイルに交換する。
⑤ ポイントサイトを友人・知人に紹介し、紹介者が達成して得たポイント数の何割かを紹介ポイントとして得て、それをマイルに交換する。
という方法も用います。
但し、④と⑤は自分でなく他人に協力(というか行動)してもらう必要がありますので難易度は高くなります。
紹介なんて言うと、やはり勧誘じゃないかと思われますよね。
確かに勧誘みたいですが、まがい物の高額商品の斡旋などとは全然違います。
アメリカン・エクスプレスなどのクレジットカードを申請するときに、カード所有者から紹介する制度のことです。
陸マイラー初心者でしたら、まずは①から③の3つの方法から始めます。
この記事では、始めに陸マイラーの基本と言える③ポイントサイトでのマイルの貯め方についてご説明します。
ポイントサイトとは
また聞きなれない単語が出てきましたね。
ポイントサイトとは何でしょう?
上の説明で、TSUTAYAやイオンで買い物をしたときに、支払い金額に応じた独自のポイントが貰え、そのポイントで次回の支払いに充てられると説明しましたね。
ポイントサイトもよく似たものです。
サイトということから、実店舗でなくネット上のお店であることは何となく気がついているのではないでしょうか。
そのお店は、自社の商品を販売するのでなく、世の中のいろいろな商品をネットユーザーにお奨めします。
つまり、営業代行の役割です。
ネットユーザーがそのサイトを通して商品を購入した場合に、あらかじめ決めたサイト独自のポイントを購入したユーザーに還元します。
商品は他社のものを勧め、ポイントは自社独自のものを扱うネット上のお店を総称してポイントサイトと呼ぶんだよ。
ポイントサイト側は商品販売元から販売支援報酬を貰います。
このポイントサイト独自のポイントは、現金に換えたり、マイルに交換できます。
陸マイラーとして準備すること
その前に最低でも次の準備が必要です。
どこのマイルを貯める?
まずは貯めるマイルを決めます。
どういうことかと言いますと、マイルと言っても世界で共通ではありません。
航空会社毎に独自のマイル制度を用意しています。ANAとJALではマイルが異なります。
なのであなたがマイルで利用したいのは何処の航空会社なのかを考える必要があります。
とは言っても、
『マイル初心者で、そんなに飛行機を利用するわけでもなく、どこが利用したいなんて不明!
強いて言えば日本の航空会社のANAかJALなら日本人パーサーなので安心だ。』
程度の方がほとんどではないでしょうか。
さらに言えば、飛行機は国内移動でも利用しますよね。北海道や沖縄なら当然飛行機ですよね。
その場合、ほぼ日本の航空会社の利用となります。
なので選択肢としましてはANAかJALかで良いと思います。
ANAにするかJALにするか?
では、ANAにしますか? それともJALにしますか?
・・・僕はANAにしました。その理由をご説明します。
JALよりANAの方がマイルが貯めやすい。
僕が陸マイラーを始めた頃、ANAには”ソラチカルート”という高効率でマイルが貯まる方法がありました。
ANAと東京メトロとの提携クレジットカードを所有し、多数のポイントサイトで貯めたポイントをメトロポイントに交換し、そのメトロポイントをANAマイルに交換すると、交換率90%でマイルにできました。
JALの場合はソラチカルートが利用できず、ポイントサイトでのポイントが最大で52%にしかマイルにできませんでした。
つまり例えば、ポイントサイトで10,000ポイント貯めた場合、ANAなら9,000マイルとなりますが、JALなら5,200マイルにしかなりません。3,800マイルと大きな差です。
このソラチカルートですが、2018年3月31日で終了し、4月1日からは新ソラチカルート(LINE経由ルート)となりました。
ポイントサイトで得たポイントをANAマイルにする交換率も81%に下がりました。
そして、新ソラチカルートも2019年12月27日で実質終了しました。
代わりになるのが、TOKYUルートとJQみずほルートです。
TOKYUルートですとANAマイルへの交換率は75%、JQみずほルートですと交換率70%になります。
ソラチカルートからだんだん交換率が下がってきています。
TOKYUルートとJQみずほルートの2つがある理由は、ほとんどのポイントサイトはTOKYUルートで交換が可能ですが、一部TOKYUルートが使えないポイントサイトがあるからです。
JALの方はある特定のポイントサイトで月1回のみですが交換率が80%に大幅アップしています。
ただ、ANAへの交換率が下がった今、それでも交換率75%となるポイントサイトは多数ありますので、同じ商品の購入でより多くのポイントが貰えるサイトを選択できます。
JALですと交換率80%のポイントサイトは1つのみです。
なので今でもANAの方がマイルが貯めやすいといえます。
セントレアはANAの独壇場!
この点は完全に僕の個人的な理由ですね。
セントレアに就航するANA便とJAL便とでは圧倒的にANAの便数が多く、また目的先となる空港も多数です。
まぁ、この点はこれぐらいにしておきましょう。
ご自分が利用する空港について、就航先空港や便数をご確認され、ANAでは利用しにくいと思われましたらJALにされたほうが良いと思います。
陸マイラーの目的はマイルを貯めることでなく利用することですから!
エアライン・アライアンス
世界の航空会社は、複数の会社でアライアンス(パートナー提携)を組んでいます。
・スターアライアンス(ANAが所属しています)
・ワンワールド(JALが所属しています)
・スカイチーム
同じアライアンスでは、マイレージ・プログラムの連携ができます。
どういうことかと言いますと、ANAのマイルで、スターアライアンスに属する他の航空会社(たとえば、シンガポール航空)に搭乗できたりします。
シンガポール航空も独自のマイレージ・プログラムである「クリスフライヤー」を運営しています。
シンガポール航空のマイルで、ANAに搭乗もできます。
ANAが属するスターアライアンスは世界最大のエアライン・アライアンスです。
ウィキペディアに掲載されていました一覧表です。
スターアライアンスでは、28の航空会社が世界192カ国に就航しています。
会社数や国数よりも、どの航空会社と同じなのかが重要です。
たとえば海外出張でよく利用するのが、タイ航空ならスターアライナンス、キャセイパシフィック航空ならワンワールドです。
僕もこの点で少し迷いました。
セントレアから台湾へ出張するときは主にキャセイパシフィックを利用します。
そうなるとワンワールドに属するJALの方がマイルの利用価値が増えそうです。
ただ、シンガポールやタイへの出張ならスターアライアンスが有利です。
アメリカならデルタ航空が安いのでスカイチームですが、日本の国内線では価値がありません。
結局、アライアンスは海外出張が多い方が少しは考慮してみてはという程度です。
やはり基本は国内線での利用を重視した方が利用機会が多くなりますのでいいと思います。
では、ここではANAのマイルで進めます。
ポイント交換ルート
ANAマイルの貯め方には3つの基本があることはご説明しました。
そのうちの1つが、ポイントサイトで案件を達成し、貯まったポイントをANAマイルに交換する方法です。
TOKYUルートでの1ヶ月の交換上限が75,000マイルですので、1年間に最大900,000マイルが貯められます。
ソラチカルート(消滅)
この方法は、陸マイラーでは超有名というか基本で、『ソラチカルート』と呼ばれています。
ソラ(空=ANA)とチカ(地下=東京メトロ)の交換ルートということです。洒落てますね。
① 各ポイントサイトのポイントをPeXポイントに交換
② PeXポイントを東京メトロポイントに交換
③ 東京メトロポイントをANAマイルに交換 ⇐ ここがソラチカルートの謂われです。
交換率は、①と②が100%(同じ価値で交換)、③が90%(10,000メトロポイントは9,000ANAマイルに減る)
つまり、ポイントサイトのポイントは交換率90%でANAマイルに交換できました。
このルートは2018年3月31日までとなりました。4月1日から②ができなくなったのです。
東京メトロポイントにはLINEポイントから交換する必要が発生しました。
それが『新ソラチカルート』です。
新ソラチカルート(消滅)
上の図は、各ポイントサイトで貯めたポイントがどのような経路でANAマイルになるかを示しています。
図の中で、ANAマーク以外の黒枠で囲まれたのがポイントサイトです。
各ポイントサイトのポイントがいきなりANAマイルに交換できるわけではありません。
途中さまざまなポイントに交換し、最後にANAマイルになります。最大6回交換することになります。
めちゃくちゃめんどくさいことがわかりますよね(笑)
※ 2019年3月4日から、Point Incomeは直接G-Pointに交換可能となりました。
※ 2019年4月1日時点で、i2i Point、GetMoney!、Life mediaも直接G-Pointに交換可能となっています。
途中にLINEマークがあります。各ポイントサイトのポイントを図の経路でLINEポイントに交換します。
このLINEポイントを挟むことから「LINE経由ルート」とも呼んでいます。
LINEポイントを東京メトロポイントに交換します。
最後に東京メトロポイントをANAマイルに交換します。
LINEポイントまでは交換率100%(同じ価値)で交換できます。
LINEポイントから東京メトロポイントの交換率は90%です。
東京メトロポイントからANAマイルは従来どおり90%です。
結局、各ポイントサイトのポイントは90%×90%=81%の交換率でANAマイルに交換できました。
ポイントサイトの10,000ポイントが、8,100ANAマイルになりました。
新ソラチカルートは、2019年12月27日で実質消滅しました。
新ソラチカルートの代わりは、TOKYUルートとJQみずほルートになります。
TOKYUルート
上の図は、各ポイントサイトで貯めたポイントがどのような経路でANAマイルになるかを示しています。
図の中で、TOKYU POINTとANA MILE以外の黒枠で囲まれたのがポイントサイトです。
各ポイントサイトのポイントがいきなりANAマイルに交換できるわけではありません。
途中さまざまなポイントに交換し、最後にANAマイルになります。
最大3回交換することになります。
めんどくさいですね(笑)
それでも新ソラチカルート(LINE経由ルート)のときに比べれば交換回数は半分になっています。
途中にTOKYU POINTマークがあります。
各ポイントサイトのポイントを図の経路でTOKYU POINTに交換します。
このTOKYU POINTを挟むことから『TOKYUルート』と呼んでいます。
TOKYU POINTまでは交換率100%(同じ価値)で交換できます。
TOKYU POINTからANAマイルの交換率は75%です。
結局、各ポイントサイトのポイントは100%×100%×75%=75%の交換率でANAマイルに交換できます。
たとえば、ポイントサイトの10,000ポイントが、7,500ANAマイルになります。
JQみずほルート
はじめに何故このルートが必要かをご説明します。
理由は、TOKYUルートの肝となるドットマネーまたはTOKYU POINTへポイント交換できないポイントがあることです。
代表的なポイントとして、ポイントサイト『ECナビ』はドットマネーやTOKYU POINTへ交換できません。
また、三井住友VISAカードご利用でのVポイントの内、ANAマイレージ移行可能ポイント以外の通常ポイント(旧VPass時のボーナス・プレミアムポイント)もドットマネーやTOKYU POINTに交換できません。(尚、ANAマイレージ移行可能ポイントは、直接ANAマイルに交換します。)
これらTOKYUルートに乗せられないポイントは、『JQみずほルート』を使います。
下の図は、各ポイントサイトで貯めたポイントがどのような経路でANAマイルになるかを示しています。
図の中で、Vポイント、JRキューポ、不滅永久ポイントとANA MILE以外の黒枠で囲まれたのがポイントサイトです。
各ポイントサイトのポイントがいきなりANAマイルに交換できるわけではありません。
途中さまざまなポイントに交換し、最後にANAマイルになります。
最大6回交換することになります。
めちゃくちゃめんどくさいことがわかりますよね(笑)
でも、新ソラチカルートと同じ交換回数です。
途中にJRキューポがあります。
各ポイントサイトのポイントを図の経路でJRキューポポイントに交換します。
さらに、JRキューポポイントを不滅永久ポイントへ交換します。
JRキューポポイントを不滅永久ポイントへ交換するには『JQカードセゾン』が必要です。
そして最後に不滅永久ポイントをANAマイルに交換しますが、高交換率(70%)には『みずほマイレージクラブ/ANAカード』での交換が必要です。(それ以外の不滅永久ポイントは交換率が60%です)
このJQカードセゾン、みずほマイレージクラブ/ANAカードを利用しての交換から、『JQみずほルート』と呼んでいます。
Gポイントまでは交換率100%(同じ価値)で交換できます。
GポイントからJRキューポポイントへの交換時に交換手数料5%が必要ですが、簡単な手段で手数料が後日戻ってきますので実質の交換率は100%となります。
JRキューポポイントから不滅永久ポイントへの交換率は100%です。
不滅永久ポイントからANAマイルの交換率は70%です。
結局、各ポイントサイトのポイントは100%×100%×100%×実質100%×100%×70%=70%の交換率でANAマイルに交換できます。
たとえば、ポイントサイトの10,000ポイントが、7,000ANAマイルになります。
TOKYUルートに必要なもの
TOKYUルートには次のものが必要です。
- 各ポイントサイトに登録する。(ドットマネー必須)
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有する。
- ANAマイレージクラブに入会する。
JQみずほルートに必要なもの
JQみずほルートには次のものが必要です。
- 各ポイントサイトに登録する。(Gポイントは必須)
- 三井住友カードを所有する。(Vポイントを利用するため)
- JQカードセゾンを所有する。
- みずほマイレージクラブ/ANAカードを所有する。
- ANAマイレージクラブに入会する。
詳細
ここから、ひとつづつ詳しくご説明します。
が、この記事も大変長くなりましたので、それぞれ別の記事としました。
それぞれの記事のタイトルをクリックしますと、その記事が表示されますので、引き続きご覧ください。
また、それぞれの記事は単独でもお読みいただけるようにしていますので、それだけでも後で読み返すことができます。
ポイントを交換するルートはやはり誰が見ても複雑というか判りづらいと思います。
今では消滅しました新ソラチカルート、そして現在の交換ルートのTOKYUルートとJQみずほルートについて、出来る限り細かく説明した記事があります。
JQみずほルートは、新ソラチカルートと似た交換手順なのが判ると思います。
それらに比べTOKYUルートは簡単なということもご理解できるのではないでしょうか。
それぞれ長い記事となってしまいましたが、それぞれのポイント交換の流れや、それぞれの制限事項、さらには交換する日程など、初めての方には判らないこと・お知りになりたいことを書きましたので一読され、実際ポイントの交換手順についてご理解いただければと思います。
まとめ
TOKYUルートでは1年間に最大900,000マイルが貯められます。
ただし900,000マイルは交換上限の値ですので、実際は20万マイル程度と思います。
さらに、クレジットカードの利用によるポイントやクレジットカード入会キャンペーンで20万マイルぐらいが貯められます。
僕のブログの各記事の先頭には、記事のメニューがあります。
メニューから色々な記事が表示できますのでよろしければお読みください。
陸マイラーについては、メニュー「マイル・ポイント」になります。
ただ、メニュー「旅行」には陸マイラーで貯めたマイルを使って旅行したことなどを紹介していますので、他のメニューもよろしければ覗いて見てください。
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