マイルって何?っていう超初心者の方に、マイルの貯め方をできる限り具体的にご紹介するブログです。

 

JQみずほルートで必要となるVポイントについてご説明します。

 

JQみずほルートって何?という方は、こちらの記事で説明していますのでご覧ください。

 

ポイントサイトで貯めたポイントは、TOKYUルートでANAマイルにするのが最も交換率が高くなります。

ただ、TOKYUルートに乗せられないポイントは、Vポイントに交換する必要があります。

さらに、Vポイントを、「Gポイント」⇒「JRキューポポイント」⇒「セゾン不滅永久ポイント」と交換していき、最後にANAマイルとなります。

 

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Vポイントとは

いきなりの結論です(笑)。

Vポイントとは、三井住友カードと三井住友銀行のポイントプログラムです。

 

2020年6月1日に、三井住友カードのワールドプレゼントポイントと、三井住友銀行のSMBCポイントが統合され、Vポイントとなりました。

 

Vポイントは、三井住友カードの利用金額に応じて貰えるポイントを貯めて、貯めたポイントで景品を購入したり他社のポイントに交換したりします。

 

カード利用金額200円で1ポイントが付与されます。

 

ワールドプレゼントとの違い

ここで、以前のワールドプレゼントとVポイントとの違いを見てみます。

要は、1ポイントの価値が5分の1になり、カード利用金額の1,000円未満でも200円単位でポイントが加算されるようになりました。

 

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JQみずほルートでのVポイント

カード利用200円でVポイントが1ポイントです。

他のクレジットカードですと、100円で1ポイントとかですよね。

なんか、Vポイントって全然貯まらないポイントプログラムって思いますよね。

でも、ポイント単価が倍なんですよ。

それをJQみずほルートでご説明します。

 

注目はポイント単価です。

『ECナビ』で100,000ポイント貯めたとします。ECナビのポイント単価は0.1円です。

『PeX』のポイント単価は0.1円なので、100,000ポイントのままです。

『Vポイント』のポイント単価は1円ですので、10,000ポイントになります。

『Gポイント』のポイント単価は1円ですので、10,000ポイントになります。

『JRキューポ』のポイント単価は1円ですので、10,000ポイントのままです。

『不滅永久ポイント』のポイント単価は5円ですので、2,000ポイントになります。

『不滅永久ポイント』の100ポイントで『ANA』350マイルに交換となりますので、7,000マイルになります。

※『Gポイント』から『JRキューポ』の交換時に5%手数料が取られますが、後で返却条件をクリアすると返却されますので、ここでは無視しました。

 

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三井住友カードとは

三井住友カードは、正しくは「三井住友カード株式会社」です。

カードと呼びますので、クレジットカード名と思われるかもしれません。

その点は、半分正しいですね。

 

「三井住友カード株式会社」発行のクレジットカードを総称して、「三井住友カード」と呼びます。

 

三井住友カード株式会社は、株式会社 三井住友ファイナンシャルグループのグループ会社の一つです。

三井住友銀行もグループ会社の一つです。

 

繰り返しですが、Vポイントとは、三井住友カードと三井住友銀行のポイントプログラムです。

ですから、Vポイントを利用するには、三井住友銀行口座か三井住友カードを所有する必要があります

 

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三井住友カードの種類

三井住友カード株式会社が発行するプロパーカードと、ANAやヒルトンなどとの提携カードがあります。

 

三井住友カードのプロパーカード

17種類のカードが現在発行されています。

 

たくさんありますね。

あなたは上の画像で何に気がつきましたか?

 

クレジットカードをについて少しでも知見のある方でしたら、三井住友カードは、ほとんど『VISA』なんだとお気づきですね。

そうなんです。テレビコマーシャルで見られたこともあると思いますが、『三井住友VISAカード!』って、「VISA」と付きますね。

上の図でも判るとおり、銀聯カードが1枚、ローンカードが1枚、それ以外の15枚はVISAカードです。

三井住友カードは、基本VISAです。

 

※ 銀聯(ぎんれん)カードとは、中国の企業である「中国銀聯」が国際ブランドのクレジットカードです。

 

クレジットカードの国際ブランド

クレジットカードの国際ブランドには、代表的なブランドが7つあります。
1:VISA
2:Mastercard
3:JCB
4:American Express
5:Diners Club
6:銀聯(ぎんれん)
7:ディスカバー

少し前までは5大ブランドでした。最近は中国の爆買いの影響で中国銀聯(ユニオンペイ)の銀聯ブランドが国際ブランドして認知されています。

国際ブランドはほとんどアメリカ企業です。日本のJCBが国際ブランドなのは誇らしいですね。

ディスカバーブランドのカードは日本では発行されていません。

 

三井住友カードの提携カード

2020年9月現在、なんと286種類の提携カードがあります。

ANAなど航空会社との提携カードが25種類。

ANAカードは8種類です。

 

『ANAカード』は一般カードの『ANAカード』が基本です。

一般カード以外に、『ANA VISA プラチナプレミアムカード』、『ANAワイドカード』、『ANAワイドゴールドカード』、『ANA学生カード』があります。

『ANA一般カード』、『ANAワイドカード』、『ANAワイドゴールドカード』、『ANA学生カード』には国際ブランドとしてVISAとMastercardがあります。ただし、基本的にはVISAと考えて結構です。

 

航空会社以外としましては、電車・バス会社との提携カードが16種類、旅行会社との提携カードが12種類、ホテルとの提携カードが19種類、ショッピング関係が34種類、デパート関係が10種類です。

それぞれに、一般カードやゴールドカードと種類が増え、トータル286種類になります。

それでは、どのカードを所有するのが良いのでしょうか?

 

陸マイラーお奨めの三井住友カード

あなたは、メインとして利用されているクレジットカードはありますか?

・電気・ガス・水道・携帯料金の支払い用

・日常のお買い物用

既にメインとされているカードがあり、そのカードで貯まったポイントを、例えば電気料金の支払いの一部に利用されている方が大半と思います。

そのような、クレジットカードのお支払いで貯まったポイントを、ANAマイル以外の目的にされている方は、支払い金額に対するポイント価値を比較して、どの目的にするのが最も良いかを考え直す必要があります。

10,000円の支払いで貯まるポイントが携帯料金の100円に補填できるのが最良なのか、ANAの100マイルにするのが最良なのか?

その場合、ANA100マイルの価値は金額に置き換えるといくらに相当するのか?

これは、ANAをどれくらい・どう利用するのかにより価値が変わります。

この点は、非常に考えることが多数で複雑です。

 

なので、今はVポイントを利用するために絞って考えてみます。

検討する条件は、

年会費が永年無料。

となります。

年会費が初年度無料というカードはたくさんありますが、永年無料というカードは実は学生用しかありません。

学生用ですので永年と言っても25歳までの在学期間中となります。

 

永年無料の三井住友カード「エブリプラス」の新規発行は、2019年11月28日で終了しました。

悲報!

 

つまり、年会費永年無料のカードはありません。

ではどのカードを選びましょうか?

 

陸マイラーの目指すことは、飛行機以外で多数のポイントを貯め、それをANAマイル化することです。

VポイントをANAマイルに交換する場合、ANAカードと、ANAカード以外では還元率が違います。

カード種類1ポイントでのマイル数マイル還元率
ANA一般カード
(通常コース)
1マイル0.5%
ANA一般カード
(2倍コース:有料)
ANAワイドゴールドカード
2マイル1.0%
ANAプラチナプレミアカード3マイル1.5%
ANAカード以外の三井住友VISAカード0.6マイル0.3%

 

還元率が最も高いのはプラチナプレミアカードですが、年会費が80,000円+消費税と大変高額です。

 

ワイドゴールドカードは還元率が2倍ですが、こちらも年会費14,000円+消費税となります。

ワイドゴールドカードですと、WEB明細とマイ・ペイすリボでの割り引き適用後には、年会費9,500円+消費税になります。

 

一般カードの場合、初年度年会費無料、2年目以降年会費2,000円+消費税です。

一般カードではWEB明細とマイ・ペイすリボのどちらかの割り引きしか適用されません。

 

最大割り引き適用後での年会費は、ワイドゴールドカード:10,450円(税込み)、一般カード:1,127円(税込み)となります。

そして、ANA VISA Suicaカード/ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード/ANA VISA nimocaカードでは、826円(税込み)です。

 

ところで、一般カードとANA VISA Suicaカード/ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード/ANA VISA nimocaカードのマイル還元率は1ポイント1マイルですが、有料の2倍コースを申し込めば還元率がワイドゴールドカードと同じ1ポイント2マイルになります。

2倍コースの金額は年間6,600円(税込み)です。

ANA VISA Suicaカード/ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード/ANA VISA nimocaカードの割り引き適用後の年会費826円に、2倍コース6,600円を足しますと合計7,426円になります。

 

ワイドゴールドカードは、ゴールド特典として空港ラウンジのご利用や適用保険の優遇など一般カードより充実していますが、年会費のみで考えるのでしたら、ANA VISA Suicaカード/ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード/ANA VISA nimocaカードに2倍コースを足す方法がマイル還元としては最もバランスが取れています。

 

では、ANA VISA Suicaカード/ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード/ANA VISA nimocaカードのどれにしましょう。

Suicaやnimocaを有効活用される方でしたら、それらのカードを選んでください。

そうでない方は、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを選んでください。

 

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、ANA一般カードと同等のカードです。

 

三井住友カードの提携カードですのでVポイントが利用できます。

そして、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの最大の利用価値が、『TOKYUルート』必須カードという点です。

 

ポイントサイトで貯めたポイントを最も交換率良くANAマイルに交換するルートが『TOKYUルート』です。

Vポイントのような『TOKYUルート』が利用できないポイントの場合に、『JQみずほルート』を利用します。

陸マイラーでしたらポイントサイトを十分活用されると思います。

その場合、『TOKYUルート』は基本です。

ですので『TOKYUルート』必須カードのANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを選びましょう。

 

まとめ

JQみずほルートを利用するには、三井住友カードを所有し、Vポイントが利用できる必要があります。

 

さらにJQみずほルート以上に高交換率のTOKYUルートがあります。

JQみずほルートにお勧め、TOKYUルートには必須のANAカードとしてANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有ください。

 

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