福岡空港を基点に九州北部の博多・柳川・阿蘇・由布岳・別府を家族で2泊3日で旅行しました。
ANAの国内ツアーを利用し、飛行機代、ホテル代、レンタカー代も含め、ツアー代は全て貯めたマイルをスカイコインに替えて支払いました。
実際の持ち出しは、ガソリン代、高速代、昼食代、1日目の夕食代、そしてお土産代です。
セントレアの駐車場は、セントレアカードで戴ける駐車券で支払いましたので無料です。
旅行とセントレアカードにつきましては、下の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
ANAツアー
ツアー行程表
今回のツアーの工程表です。
ツアー金額
今回のANAツアー代金総額(税込み)です。
ANAのスマホアプリのスクリーンショットです。
税込み総額で、208,500円でした。
3人ですので、一人あたり69,500円です。
これを全てANAのスカイコインで支払いました。
工程表からお判りの通り、スカイコインで支払いしたのは以下となります。
・中部(セントレア)-福岡間往復の航空券
・3日間のレンタカー代
・1日目のホテル代(朝食付き)
・2日目のホテル代(夕・朝食付き)
また、セントレアカードの特典で以下を充てています。
・3日間のセントレア駐車場代(4,500円)
・セントレア駐車場予約代(1,000円)
現金・カードで支払いしたのは以下です。
・自宅とセントレア間の高速代とガソリン代
・九州3日間の高速代とガソリン代
・1日目の夕食
・3日間の昼食
・観光スポットの入場料
・お土産
スカイコイン
ANAマイレージに詳しくない方も居られますので、スカイコインについてご説明します。
スカイコインとは
スカイコインは、商標としては『ANA SKY コイン』となります。ここではスカイコインでご説明します。
スカイコインは、簡単に言いますと、ANAのホームページで航空券や国内・海外ツアーの支払いに利用できる電子クーポンです。
ANAマイレージクラブ会員
スカイコインは一般の方では貯めることも利用することもできません。
ANAマイレージクラブに登録する必要があります。
ANAマイレージクラブに登録しますと、ANAマイレージクラブカードが発行され、ANAマイレージ番号が取得できます。
このANAマイレージ番号(ANAではお客様番号と呼びます)で、マイルや航空券の予約などを管理します。
ANAのクレジットカードやデビットカードの券面の左下にお客様番号として10桁の数字が記載されています。
ですので、これらのカードを所有されていましたら、すぐにANAマイレージクラブへ登録できます。
スカイコインの貯め方
基本的にANAマイルをスカイコインに交換します。
ANAマイルが必要ですので、ANAマイレージクラブに入会する必要があります。
その他としては、各種ポイントをスカイコインに交換できます。
ANAマイルからスカイコインへの交換率
ANAマイルからスカイコインへ交換するときの交換率がちょっと複雑です。
一度に交換するマイル数と、ANAの会員資格、あるいは所有するANAカードの種類で変動します。
上の表で、『ANA「******サービス」メンバー』の列がANAの会員資格です。
ANAの会員資格は、1月1日から12月31日までの365日間に、ANAにたくさん搭乗した方に対し、その総距離数で決まります。
ここでは詳しい説明を省きますが、目安として言いますと次のようになります。
・ANAブロンズメンバー:羽田と那覇を8往復
・ANAプラチナメンバー:羽田と那覇を13往復
・ANAダイヤモンドメンバー:羽田と那覇を26往復
後は所有するカードの種類で3つに分かれます。
この表でお判りと思いますが、マイルをスカイコインに交換するなら、ANAの上級メンバー(ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンド)が一番交換率が良く、次に良いのがANAプラチナカードやANAゴールドカード所有者です。
実際、ANAブロンズメンバーになるのが少々難しいのでしたら、ANAゴールドカードの所有をお奨めします。
ANAマイラーでは必須と言える「ANA VISAワイドゴールドカード」は、年会費14,000円+消費税と少々高額ですが、WEB明細やリボ払い登録するだけで、2年目以降9,500円+消費税まで下げられます。
では、ANA一般カードと比べてみましょう。
ANA一般カードの年会費は、2,000円+消費税です。
WEB明細やリボ払い登録するだけで、2年目以降1,025円+消費税まで下げられます。
2年目ですが年会費の差が税込みで、14,013円となります。
マイルをスカイコインに交換するとき、一度に何マイルを交換するかで交換率が変化します。
ANAゴールドカードと一般カードで、実は40,000マイルまでは同じ交換率です。
50,000マイル以上で10%の差が出ます。
この差をどう見ますか?
この後に、今回の旅行を例としてご説明します。
スカイコインの使い方
スカイコインの使い方について、価格や条件なども合わせてご説明します。
スカイコインの価格
1スカイコイン=1円です。
有効期限
スカイコインには有効期限があります。
期限を過ぎますと消滅します。
交換月から12ヶ月後の月末
例:4月1日に交換 ⇒ 有効期限は翌年の4月30日
利用限度額
利用限度額はありません。
利用条件
スカイコインを利用できるのは、本人と2親等以内のご家族の支払いに限られます。
ここ、割と忘れるポイントですのでお気をつけください。
さらに、2親等の家族なら全員OKというのでなく、ANAマイレージクラブで、会員本人が事前に「特典利用者登録」した方に限定されます。
この「特典利用者登録」は最大10人です。
例えば、会員本人と配偶者で2名、お子さんが3名ですと、それだけで4名の登録となります。
ご両親や、ご兄弟とその配偶者、あるいはお孫様も含めたご利用では10名では足らないかもしれませんね。
スカイコインの使い先
スカイコインの使い先は、ANAが取り扱う航空券やツアー代金のみです。
マイルには戻せない
払い戻しは期限切れしていないスカイコインのみを、スカイコインとして戻せます。
期限切れしていたら払い戻しできません。
また、マイルにも戻せません。
なので、一旦スカイコインにしましたら、1年以内に使うしかありません。
今回のツアー金額の支払いに必要だったマイル数
それでは、今回の旅行についてご説明します。
ツアー代金は税込み総額で208,500円でした。
それを全てスカイコインで支払いました。
なので、208,500コインが必要でした。
僕は、ANAのプラチナメンバーですので、50,000マイル以上を交換すれば、交換率1.7倍です。
逆算しますと、208,500コイン÷1.7≒122,648マイルとなります。
10,000マイル単位での交換ですので、実質は130,000マイルをスカイコインに交換しました。
ANAゴールドカードと一般カードでは
それでは、ANAゴールドカードと一般カードでの差を見てみます。
・ANAゴールドカード:208,500÷1.6≒130,312マイル
・ANA一般カード :208,500÷1.5≒139,000マイル
10,000マイル単位での交換と考えますと、どちらも140,000マイルが必要です。
でも、ゴールドカードの場合、130,000マイルを1.6倍で交換し、不足分を1倍あるいは現金で支払うことも可能です。
計算してみましょう。
ゴールドカードで130,000マイルしか無かったとしたら、
208,500円-130,000マイル×1.6倍=500円の不足
一般カードで130,000マイルしか無かったとしたら、
208,500円-130,000マイル×1.5倍=13,500円の不足
その差が、13,000円となります。
カードの年会費の実質の差は、2年目以降税込みで14,013円です。
これは、代金が20万円以上で、且つ13万マイルを使えるときの例です。
代金が10万円なら、30万円なら、使えるマイルが10万マイルしか無ければ、・・・
状況によりゴールドカードの方がお得かどうか変わりますね。
ただ、これは単にスカイコインの利用を見ただけです。
マイルを貯める時にもゴールドカードと一般カードでは差があります。
さらに空港のカードラウンジの利用の有無や、付帯する保険にも差があります。
総合的に考えますと、年会費が1万円ちょっとのANA VISAワイドゴールドカードが最もお得と言えますよ。
まとめ
家族3人で2泊3日の九州北部を旅行しました。
福岡・柳川・阿蘇・由布岳・別府とたくさん周り、また、うなぎのせいろ蒸し・モツ鍋など美味しいものをいただきました。
その旅行で必要な金額の3分の2以上を、ANAマイルからスカイコインに交換して支払いました。
言い換えれば、マイルが貯まっていなければ、今回の旅行もできたかどうか?
マイルについてご存じない方、聞いたことはあるが利用方法をご存知ない方が大半ではないでしょうか。
今回はマイルをスカイコインにして、お得に家族旅行を行う事例です。
マイルの貯め方については、下の記事で簡単ですが紹介していますので、よろしければご覧ください。
スポンサーリンク
|
スポンサーリンク
|