娘が卒業旅行として、生協で取り扱いのある日本旅行社のツアーを使い、セントレアからパリへ行きました。
利用する航空会社はドイツのルフトハンザ航空です。
ルフトハンザは、ANAと同じスターアライアンスに属しています。
ですので、往復の搭乗分のマイルは、ANAのマイルにします。
今回は事前に申請できず、というのも生協扱いのツアーでeチケットが当日のセントレアでの受け取りのようでした。
だから、ANAマイルへは帰国後に事後申請しました。
ルフトハンザ航空はANAの提携航空会社
ルフトハンザ航空はスターアライアンスに加盟していまして、ANAとの提携航空会社です。
スターアライアンスは世界最大のエアライン・アライアンスで、日本からはANAが加盟しています。
スターアライアンスでは、28の航空会社が世界192カ国に就航しています。
ウィキペディアに掲載されていました一覧表です。
ですので、ルフトハンザ航空便の搭乗で、搭乗マイルをルフトハンザのマイレージプログラム(『マイルズ&モア』と言います)にもできますし、ANAのマイルにもできます。
ただ、よほどルフトハンザを利用される機会が多い方でないとANAマイルにされますよね。
提携航空会社のANAマイル事後申請
ANAマイルへの事後申請についてご説明します。
事後申請方法
ANA便:電話またはANAウェブサイト
提携便:ANAウェブサイトのみ
僕は、始めはよく判らなかったのでANAのサービスデスクに電話しましたら、上の方法になりますと言われました。
事後申請期間
搭乗日の3日後から6ヶ月以内
ANAマイル積算時期
提携航空会社側の処理などがあり、搭乗日から10日程度必要。
搭乗日から10日過ぎてから事後申請しますと、即時ANAマイルが積算されます。
実際、今回僕の申請の状況画像です。
・往路:2月7日(日本)
・復路:2月13日(現地)
・申請:2月18日
ご覧のとおり、事後登録状況欄では、往路分は「積算が完了しました」と即時ANAマイルに処理されました。
復路はまだ搭乗から5日ですので、「提携航空会社へ確認中です」となっています。
娘のANAマイレージ画面で積算されたかを見てみますと、確かに往路分は積算されていました。
事後申請手順
準備するもの
ANAマイレージ番号
当然ですが、搭乗者がANAマイレージクラブに加入している必要があります。
加入していませんと、積算先がありません。
eチケットまたは搭乗券
ANAのウェブサイトには、マイルが積算されるまで、eチケットと搭乗券は保管しておいてくださいと記載されています。
ただ、事後申請としましては、どちらかが手元にあれば可能です。
というのも、申請に必要なのは次の事項です。
・搭乗日
・航空会社名
・搭乗便番号
・搭乗区間
・予約クラス(ブッキングクラス)
・搭乗券番号
連絡先メールアドレス
申請結果として積算不可の場合、その連絡がメールで来ます。
そのためのメールアドレスを入力する必要があります。
ルフトハンザの搭乗券面
今回、娘の代わりに事後申請しました。
娘からは搭乗券は受け取っていましたがeチケットは受け取っていません。
ですので、ルフトハンザの搭乗券のみで申請しました。
で、事後申請の各項目は、搭乗券面のどこに記載されているかを画像でご説明します。
座席番号の入力は任意のようですが、判っていますので入力しました。
申請ページ
では、ここから具体的な申請手順です。
まずは、申請ページです。
1.ANAのウェブサイト画面で搭乗者でログインします。
2.「ANAマイレージクラブ」タブをクリックし、「マイル事後登録」をクリックします。
3.フライトマイル画面最下段の、提携航空会社の「マイルの事後登録方法」をクリックします。
4.マイルの事後登録画面を下へスクロールし、ANAウェブサイト(PC)枠の「>会員専用機能へ」をクリックします。
5.国際線事後登録画面が表示されますので、お客様番号(マイレージ番号)とお客様氏名が正しいかを確認し、下部の四角部をチェックします。
事後申請の連絡用メールアドレス
事後申請しますと、登録内容の確認や結果をメールで連絡されます。
その連絡先メールアドレスを設定します。
ANAマイレージクラブで登録済みのメールアドレスが初期設定されていますので、そのままでよろしければ「ご搭乗便の入力へ」をクリックします。
搭乗便の入力
搭乗券を見ながら、搭乗便の情報を入力します。
一度に4便まで入力可能です。
今回のツアーも往復で4便でした。
・往路:セントレア ⇒ フランクフルト ⇒ パリ
・復路:パリ ⇒ フランクフルト ⇒ セントレア
もし5便以上の申請でしたら、4便目までの申し込みを完了し、さらに5便目以降を登録してください。
区間の入力について
区間部分の入力は、地域欄も出発空港欄/到着空港欄もプルダウンメニュー選択式です。
地域欄
出発空港/到着空港欄
確認画面
搭乗便を全て入力し、「確認画面へ」をクリックします。
全て確認しましたら四角部分をチェックし、「登録する」ボタンをクリックします。
登録完了画面
登録完了画面が表示されます。
上でもご紹介しましたが、今回は4便でしたので、4便の情報と状況が表示されます。
実際の積算マイル数
往路
往路は予約クラスが「K」です。
「K」クラスの運賃別積算率は30%となります。
往路は上の画像のとおりのマイルとプレミアムポイントでした。
セントレアからドイツのフランクフルトまで1,758マイル、フランクフルトからパリまで82マイル、合わせて1,840マイルです。
非常に少ないですね(笑)。
僕はANAプラチナで、セントレアから那覇までのプレミアムクラスの運賃をANAワイドゴールドカードで支払いますと、片道1,971マイル、2,422プレミアムポイントとなります。
パリまで搭乗して、プレエコですが僕の沖縄までよりも少ないマイル数です。
でも、事後でも申請することで、ANA上級会員でもなく、ゴールドカードでもない娘が、僕の沖縄と同じぐらいのマイルが積算できました。
復路
復路は予約クラスが「S」です。
「S」クラスの運賃別積算率は50%となります。
往路よりもマイル数が増えますね。
今はまだルフトハンザ側での処理中で、ANA側には積算されていません。
単純計算で、30%⇒50%すれば良いだけで、そうしますと復路2便合わせて3,067マイルになります。
これはなかなかのマイル数です。
<2月23日 復路便のマイルを確認>
2月23日にANAのマイル口座を見てみましたら、復路便も積算されていました。
往復4便で合計4,907マイルでした。
プレミアムポイント
提携航空会社の場合、路線倍率は1倍です。
よって、マイルもプレミアムポイントも同じ値ですね。
プレミアムポイントをご存知ない方は、下の記事の中でご説明しています。
よろしければ下の記事もご覧ください。
ルフトハンザ航空の予約クラスと積算率
ルフトハンザ航空の予約クラスと積算率は下のページで確認できます。
エコノミークラスですと下の表となります。
まとめ
大学の生協が取扱いしている旅行会社のツアーでも、マイル積算可能な予約クラスでしたらANAマイルに積算できます。
そして、搭乗の事後でも非常に簡単に申請できますし、実際マイルも何も問題なく積算されます。
初めてですと不安というか疑心暗鬼かもしれませんが、実際行ってみますと拍子抜けするほど簡単でした。
皆さんも、ツアーだからとか、事後だからと諦めないで申請しましょう。
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