マイルって何?っていう超初心者の方に、マイルの貯め方をできる限り具体的にご紹介するブログです。

 

ANAの陸マイラーの基本として、ポイントサイトなどで貯めたポイントをANAマイルへ交換する手順の1つである『TOKYUルート』について、ポイントの交換経路・交換率・交換に必要な日数、実際の交換手順などを具体的にご紹介します。

 

陸マイラーって何? ・・・っていう方は、下の記事を最初にご覧ください。

 

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TOKYUルートに必要なこと

TOKYUルートは、始めに次のことが必要です。

  • 各ポイントサイトに登録する。(ドットマネー必須)
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有する。
  • ANAマイレージクラブに入会する。

 

ポイントサイトについては下の記事でご紹介していますのでご覧ください。

 

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの申込み方法については下の記事でご紹介しています。

 

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有しますと、ANAのお客様番号が付いてきます。

そのお客様番号でANAマイレージクラブに入会できます。

他のANAカードでANAマイレージクラブに入会されてもかまいせんが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのお客様番号も登録してください。

 

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TOKYUルートの交換経路と交換率

TOKYUルートの交換経路を図示しました。

図の中で、TOKYU POINTとANA MILE以外の黒枠で囲まれたのがポイントサイトです。

各ポイントサイトのポイントがいきなりANAマイルに交換できるわけではありません。

途中さまざまなポイントに交換し、最後にANAマイルになります。

最大3回交換することになります。

なんか面倒ですね(笑)

 

途中にTOKYU POINTマークがあります。

各ポイントサイトのポイントを図の経路でTOKYU POINTに交換します。

そして、TOKYU POINTをANAマイルに交換します。

このTOKYU POINTを挟むことから『TOKYUルート』と呼んでいます。

 

TOKYUルートの詳しい説明

上の図をもう少し詳しく見てみます。

一番左に、12のポイントサイトが縦に並んでいます。

上から順番に、

  • moppy(モッピー)
  • ちょびリッチ
  • PointTown(ポイントタウン)
  • ファンくる
  • colleee(コリー)
  • Life media(ライフメディア)
  • Point Income(ポイントインカム)
  • Hapitas(ハピタス)
  • えんためねっと
  • GetMoney!(ゲットマネー)
  • アメフリ(旧 i2i Point)
  • Gendama(げん玉)

 

どれも陸マイラーには定番のポイントサイトです。

 

この各ポイントサイトで貯めたポイントを、ポイントサイト『.Money(ドットマネー)』に交換します。

つまり、『ドットマネー』は必須のポイントサイトです。

 

次に『ドットマネー』から『TOKYU POINT』に交換します。

『TOKYU POINT』とは、東急グループおよび加盟店で使えるポイントプログラムです。

TOKYU POINTを利用し、ANAマイルへ交換するために、『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』を所有する必要があります。

 

そして最後に、TOKYU POINTをANAマイルに交換します。

 

TOKYUルートのポイント交換率

図中の赤枠で囲った%が交換率です。

 

各ポイントサイトからドッマネーへの交換率は100%(つまりポイント価値は増減しない)です。

ドットマネーからTOKYU POINTへの交換率も100%です。

TOKYU POINTからANAマイルの交換率は75%です。

 

結局、各ポイントサイトのポイントは100%×100%×75%=75%の交換率でANAマイルに交換できます。

たとえば、ポイントサイトの10,000ポイントが、7,500ANAマイルになります。

 

げん玉だけは交換手数料が別に10%必要ですのでご注意ください。

 

各ポイントサイトからドットマネーへ交換

各ポイントサイトからドットマネーへの交換について一覧表にしました。

交換元ポイント
単価
交換最低
ポイント数
ドットマネー
ポイント付与日
モッピー1円500即時
ちょびリッチ0.5円1,000即時
ポイントタウン0.05円10,000即時
ファンくる0.1円5,000即時
colleee0.1円3,000即時
ライフメディア1円500翌営業日
Point Income0.1円5,000翌営業日
えんためねっと1円300翌営業日
ハピタス1円3003営業日
GetMoney!0.1円5,0004営業日
アメフリ0.1円5,0005営業日
げん玉0.1円5,0003営業日

 

ドットマネーのポイント単価は、1ポイント=1円です。

ですので、例えば『ちょびリッチ』ですと、ちょびリッチのポイント単価が0.5円ですので、ちょびリッチ1,000ポイントがドットマネー500ポイントになります。

 

各ポイントサイトからドットマネーへ交換を申し込みしてから、ドットマネーにポイントが付与される日が一番遅いのが『アメフリ』の5営業日です。

 

ドットマネーのポイント有効期限は、ポイント付与から6ヵ月後の月末までです。

早めにTOKYU POINTへ交換しましょう。

 

ドットマネーからTOKYU POINTへ交換

ドットマネーからTOKYU POINTへの交換については以下となります。

  • 交換率100%
  • ドットマネー 1ポイント ⇒ TOKYU POINT 1ポイント
  • 交換最低ポイント数:300ポイント
  • 交換ポイント単位:1ポイント
  • 月間最大交換ポイント数:100,000ポイント

 

ドットマネーからTOKYU POINTへは、1ヶ月で最大10万ポイントまで交換できます。

ソラチカルートのときは、東京メトロポイントからANAマイルへの交換が、1ヶ月2万ポイントまでに制限されていました。
TOKYUルートでは、1ヶ月に5倍の10万ポイントが交換可能ですので、実質制限無しと見做せます。

 

ドットマネーで交換を申請してから、TOKYU POINTが付与される日数が以下となります。

  • 毎月1日~15日申請 ⇒ 当月下旬付与
  • 毎月16日~月末申請 ⇒ 翌月中旬付与

 

月の前半に交換を申請しますと、当月中に交換が完了し、月の後半に交換を申請しますと翌月中旬に交換が完了します。

 

TOKYU POINTの有効期限は、ポイント付与から2年後の月末です。

 

TOKYU POINTからANAマイルへ交換

TOKYU POINTからANAマイルへの交換については以下となります。

  • 交換率75%
  • TOKYU POINT 1,000ポイント ⇒ ANA 750マイル
  • 1口=1,000ポイントで、1口単位で交換申請
  • 交換申請後1週間でマイル付与

 

ANAマイルの有効期限は3年です。

ANAの最上級メンバーであるダイヤモンドメンバーのみはマイルに有効期限がありません。

 

交換具体例

ここで僕の実際の交換例をご紹介します。

 

2020年7月24日(金)に、GetMoney!とアメフリの両方から、各10,000ポイントをドットマネーに交換申請しました。

GetMoney!もアメフリもポイント単価が0.1円ですので、ポイント単価1円のドットマネーに交換しますと各1,000ポイントになります。

ただ、アメフリからドットマネーへの交換にボーナス100ポイントが加算されましたので、アメフリからドットマネーへの交換結果は1,010ポイントになりました。

 

ドットマネーへポイントが付与されたのは、GetMoney!分が7月29日(水)です。

営業日数としては3営業日後です。

アメフリ分は7月30日(木)に付与されました。

営業日数としては4営業日後ですね。

 

7月30日(木)にドットマネー2010ポイントを、TOKYU POINTへ交換申請しました。

7月末ですので、TOKYU POINTが付与されるのは8月中旬の予定です。

そして、8月13日(水)に、2,010ポイントがTOKYU POINTに付与されました。

盆休み期間中ですが、カレンダーとしては平日です。

 

翌8月14日(木)にTOKYU POINTをANAマイルへ交換申請しました。

ANAマイルへは1口1,000ポイント単位での交換となりますので、2口の2,000ポイントの交換です。

残10ポイントは次回交換時に合算することになります。

交換期間目安が1週間とのことでしたが、8月16日(日)には1,500マイル(2,000ポイントの75%)が加算されました。

 

7月24日にポイントサイト2ヶ所から交換を始めて、翌月の8月16日にはANAマイルとして加算されました。

以前のソラチカルートよりも断然早く交換できますね。

 

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具体的交換手順

今度は、ポイントの交換手順を具体的にご説明します。

先ほどの交換具体例を行ったときの実際の操作手順です。

 

GetMoney!からドットマネーへ交換

各ポイントサイトからドットマネーの交換ですが、GetMoney!を例で説明します。

 

GetMoney!にログインしましたら、TOPメニュー『ポイント交換する』をクリックします。

 

ポイント交換画面に変わりますので、ドットマネーの『ポイントを交換する』ボタンをクリックします。

 

ドットマネーへの交換画面になります。

 

交換するポイント数はリストからの選択方式です。

交換希望ポイントをリストから選んでください。

 

今回は10,000ポイントを選びました。

『この内容で申請する』ボタンをクリックします。

 

GetMoney!ではポイント交換の不正防止対策として、メールによる認証を行っています。

 

メールは直ぐに送信されますので、メール本文に記載のURLをクリックします。

 

これで交換の申請は完了です。

 

GetMoney!のポイント通帳の交換履歴に、今行ったドットマネーへの交換申請が記載されます。

 

そして交換が行われますと、ドットマネーの通帳にポイントが記載されます。

 

GetMoney!以外のポイントサイトも、画面の違いはありますがだいたい同じです。

画面の説明に従って操作すれば交換できますよ。

 

ドットマネーからTOKYU POINTへ交換

次は、ドットマネーからTOKYU POINTへの交換です。

 

ドットマネーにログインします。

『ドットマネー通帳』をクリックしますと、利用明細としてGetMoney!からとアメフリからの交換で付与されたポイントが記載されています。

その合計2,010ポイントをTOKYU POINTに交換します。

『マネーを使う』をクリックします。

 

「マネーを使う」ページになります。

 

画面を下にスクロールし、『TOKYU POINT』をクリックします。

 

「TOKYU POINTに交換する」ページが表示されます。

『交換する』ボタンをクリックします。

 

ドットマネーの暗証番号を入力し、『次へ』ボタンをクリックします。

 

「交換情報の入力」ページになりますので、画面に従い情報を入力してください。

交換するポイントを入力し、『私はロボットではありません』にチェックを入れ、『確認する』ボタンをクリックします。

 

「交換情報の確認」ページになります。

入力内容を再度確認し、変更が無ければ『申請する』ボタンをクリックします。

 

これで交換の申請は完了です。

 

「ドットマネー通帳」の利用明細に、今のTOKYU POINTへの交換申請分が、ー2,010マネーとして記載されます。

 

 

ポイントの交換が完了しますと、TOKYU POINT側に記載されます。

 

TOKYU POINTからANAマイルへ交換

最後はTOKYU POINTからANAマイルへの交換です。

 

TOKYU POINTにログインしますが、下の画像のように、一番下の『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードをお持ちの方』の『新規登録・ログイン』ボタンからログインします。

 

「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード専用Web会員サービス」ページになります。

『新規登録・ログイン』ボタンをクリックします。

 

「東急ベルID」ページに変わります。

会員登録がお済みでないのでしたら新規会員登録を行ってください。

会員登録がお済みでしたら、ログインIDとパスワードを入力し『ログインする』ボタンをクリックします。

 

「TOKYU POINT/TOKYU CARD」画面が開きます。

 

『ポイントサービス』のサブメニュー『ポイント交換』をクリックします。

 

「ポイント交換メニュー一覧」ページになります。

『ANAマイレージクラブ(AMC)750マイル移行』をクリックします。

 

「ANAマイレージクラブ(AMC)750マイル移行」ページになります。

利用ポイント1,000P 交換レート750と表示されていることを確認してください。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの券面に記載のお客様番号を入力してください。

必ず、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの券面に記載のお客様番号を入力してください。
それ以外のANAお客様番号では交換率が75%になりません。
重要!

交換口数を入力します。

1口は1,000ポイントです。

お客様番号と口数を入力しましたら『申込み手続きへ進む』ボタンをクリックします。

 

「ポイント交換メニュー申込み確認」ページになります。

もう一度、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの券面に記載のお客様番号かをご確認ください。

口数もよろしければ『申込む』ボタンをクリックします。

 

これで申込みは完了です。

 

「ポイント確認」ページに今の交換申請分が追加されます。

 

ANAマイルへの交換が完了しますと、ANAのWEBサイトの「ANAマイレージクラブ」のマイル口座残高照会ページのご利用明細にポイントが記載されます。

 

このご利用明細に記載されるご利用日は、マイルが付与された日でなく、TOKYU POINTからマイル交換手続き申請が完了した日です。

実際は、8月16日にマイルが加算されました。

ANAサイトのマイル残高照会ページの履歴表示は、マイルが加算された日でないので少々不便です。

 

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まとめ

ポイントサイトで貯めたポイントをANAのマイルに交換するまでの流れを具体的にご説明しました。

ソラチカルートをご利用だった方には、少々くどい説明だったことはご容赦願います。

 

陸マイラーを始めようとお考えの方から見れば、何と面倒な交換手順と思われたかも知れませんね。

確かに、ネットショッピングで楽天ポイントを貯めたり、スーパーでお買い物をしてポイントを貯めるのとは違います。

でも、ポイントサイトでポイントを貯めるのは、何か買ったりすることなく普通では得られないような多くのポイントが獲得できます。

さらにそのポイントをANAマイルに換えることで、大変お安く航空券を手に入れられます。

ですので、皆さん少々手間ですが陸マイラーを行っています。

要はこの方法を知っているか知らないのか、実行するのかしないのかの差です。

 

今回の具体例で示した1,500マイルは、ANAの搭乗で獲得しようしますと、羽田空港から那覇空港の普通席事前購入による割引運賃の往復搭乗で得られるマイル数になります。

旅行会社のツアーでの羽田空港と那覇空港の往復搭乗では1,500マイルになりません。

そんなマイル数が、全く航空機に搭乗することもなく、たった2,000円分のポイントで得られます。

 

成田空港からハワイ・ホノルルまでの国際線特典航空券は、エコノミー席なら往復で40,000マイルです。

TOKYUルートなら53,334円分のポイントで済みます。

そして、53,334円分のポイントは、ポイントサイトの高額案件を3~4つ行えば獲得できますよ。

 

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