マイルって現金にできることご存知ですか?
ANAマイルでもJALマイルでも現金にできますよ。
今回、ANA国際特典航空券で海外に行きましたが、そのサーチャージ・サービス代金の支払いのためにANAマイルを現金化しました。
国際特典航空券での諸経費の支払い
国際特典航空券を利用しますと、搭乗券費用をマイルで支払えます。
とても高額なファーストクラスやビジネスクラスでもマイルさえ貯まっていて、空席があれば発券できます。
国際線の諸経費は現金支払い
国際線は、搭乗券以外にも燃料代や旅客サービス料などの費用がかかります。
それらの費用の支払いはマイルではできません。
また、スカイコインでもできません。
クレジットカードなど現金での支払いとなります。
今回、セントレアからバンコク往復をANAの特典航空券で発券しましたが、そのときの諸費用の往復での合計は、16,050円でした。
ほんと、搭乗券以外の費用が馬鹿になりませんね。
1万6千円もあれば国内線で那覇まで行けそうです。
羽田から那覇の片道で調べてみますと、
エコノミークラスですが、スーパーバリュー75でしたら、初日から沖縄を満喫できる朝便が、16,810円です。
沖縄初日は国際通りを見て周り、夕食済ませて那覇市内のホテルへということでしたら、午後便でも可能で、14,010円です。
セントレアから那覇なら、朝便でも午後便でも、1万6千円もあれば搭乗券だけでなく夕食代も賄えそうですよ。
ANA VISAワイドゴールドカードで支払い
この馬鹿にならない金額を、ANA VISAワイドゴールドカードで支払いました。
国際特典航空券を手配したのが6月22日です。
まだ、搭乗もしていない6月22日に、速攻でVpassの利用履歴に記載されましたよ。
ANAマイル現金化
諸費用16,050円をクレカ支払いとしました。
その費用を、ANAマイルから作ります。
交換ルートと期間
ANAマイルを現金化する交換ルートは以下です。
ANAマイルをJRキューポポイントに交換します。
交換率は年間20,000マイルまで100%です。
年間30,000マイルからは50%です。
交換期間はだいたい3~4日程度です。
その次に、JRキューポポイントをGポイントに交換します。
交換率は100%です。
交換期間はだいたい1週間程度です。
最後に、Gポイントを現金(銀行口座振込)にします。
交換率としては100%ですが、交換手数料として10%が取られますので、交換率は90%です。
ただ、Gポイントでは、手数料還元サービスがあり、5%が戻りますので実質95%になります。
対象サービスには様々なものがありますが、僕は楽天市場で買い物をしています。
半年に1度だけ、Gポイント経由で楽天市場で買い物を行うだけです。
5%分はGポイントとして戻ります。
95%で銀行口座に振込みされるわけではありません。
Gポイントから交換先の銀行口座は多数あります。
僕は住信SBIネット銀行を利用していますが、楽天銀行でも、ゆうちょ銀行で、メガバンクの三菱UFJ銀行でも交換可能です。
交換期間はだいたい1週間程度です。
まとめますと下の通りです。
20,000マイルを交換
実際今回は下の期間でした。
JRキューポポイント6/22申請 ⇒ Gポイント6/25積算
Gポイント6/25申請 ⇒ 銀行口座6/26振込
準備
ANAマイルを現金化するためには、銀行口座が必要ですが、それ以外に以下の準備が必要です。
JQ SUGOCA ANAカード
Gポイント会員登録
JR九州WEB会員登録
ANAマイルを、始めにJRキューポポイントに交換します。
JRキューポポイントは、JR九州のポイントサービスです。
なので、JRキューポポイントを利用するには、JR九州のWEB会員に登録する必要があります。
WEB会員登録も年会費も無料です。
会員登録はこちらからどうぞ。
JQ SUGOCA ANAカード
JQ SUGOCA ANAカードは、JR九州とANAが提携発行するクレジットカードです。
国際ブランドはJCBです。
年会費は初年度無料、2年目以降は1,250円+消費税(カード支払い利用が1回でもあれば無料)です。
尚、JALマイルもJRキューポポイントからGポイント経由で現金化できますが、JQ SUGOCA ANAカードでなく、JMB JQ SUGOCAカードが必要です。
国際ブランドはJCB
年会費は初年度無料、2年目以降は1,250円+消費税(カード支払い利用が1回でもあれば無料)
ANAマイル現金化用(JALマイル現金化は別カード)
JQ SUGOCA ANAカード
JQ SUGOCA ANAカードの申し込みは下のバナーからどうぞ。
尚、ANA VISAカードやソラチカカードのような次年度継続ボーナスマイルはありません。
Gポイント会員登録
Gポイントはポイントサイトです。
Gポイントの会員登録も年会費も無料です。
陸マイラーの方でしたら、新ソラチカルートの経由ポイントサイトとして、既に会員登録済みと思われます。
もしまだ登録されてませんのでしたら、下のバナーからお申し込みください。
現金化手順
準備ができましたら、実際の現金化手順についてご説明します。
ANAマイルからJRキューポポイント
ANAウェブサイトにログインします。
『ANAマイレージクラブ』タブをクリックし、マイル欄の『使う』をクリックします。
マイルの使い先が多数表示されます。
画面を下にスクロールし、『提携ポイントへの交換』をクリックします。
提携ポイントへの交換ページが表示されます。
画面を下にスクロールし、『JRキューポ』をクリックします。
JRキューポへの交換ページが表示されます。
交換対象となる方は、JQ SUGOCA ANAカードを持っている必要がありますが、既にカードの準備は済んでいますよね。
画面を下にスクロールしますと、交換に際しての注意事項が記載されています。
特に重要な点は、一番上の朱書き部分です。
・同一年度内(4月1日~翌年3月31日)の提携ポイント交換累計が30,000マイル(3口)以降の場合、10,000マイル=JRキューポ5,000ポイントへの交換になります。
この朱書き部についてさらにポイントを示しますと、
・交換単位は10,000マイルで1口
・2口(つまり20,000マイル)までなら交換率100%で、JRキューポポイントへ交換
1年間の累積3口(つまり30,000ポイント)目からは、交換率が50%に半減しますので、1年間の交換マイル数は20,000マイルが実際のリミットと思っていいでしょう。
もう1点は、「申し込み後は、取り消しならびにお戻しはできません」という所です。
『JRキューポに交換する』ボタンをクリックしますと、ANA会員専用機能へのログインを促されます。
パスワードを入力し、ログインします。
『インターネットで交換を申し込む』ボタンをクリックします。
申し込みしようとしましたら、下の画像のように、ログインカードが違うと怒られました。
僕は、通常ANA VISAワイドゴールドカードでのお客様番号とパスワードでログインしています。
JQ SUGOCA ANAカードではログインしていません。
なので怒られました。
JQ SUGOCA ANAカードを持っていますので、JQ SUGOCA ANAカードのお客様番号を入力し、『次へ』ボタンをクリックします。
JQ会員番号入力ページが表示されます。
既にJR九州Web会員に登録済みですので、JQ会員番号を取得済みです。
そのJQ会員番号を入力し、『次へ』ボタンをクリックします。
申し込み内容の確認ページが表示されます。
初めてJQポイントに交換する場合、上の画像のように、交換マイル数・ポイント数が、「10,000マイル=10,000JRキューポ」と表示されます。
通常交換単位での交換済みマイル数(20,000マイル以内の交換)が、「0マイル」と表示されています。
20,000マイル交換していますと、下の画像のように、「10,000マイル=5,000JRキューポ」と表示されます。
もし、この10,000マイル=5,000JRキューポと表示されましたら、余りにもマイル価値が低くなりますので、現金化は諦めたほうがいいと思います。
10,000マイル=10,000JRキューポと表示されていることを確認しましたら、『以上の内容で確認した』のチェックボックスにチェックを入れます。
チェックを入れますと、『以上の内容で申し込む』ボタンがクリックできます。
交換の受付完了ページが表示されます。
20,000マイルを交換するには、もう一度同じ手順を行います。
以上で、ANAの20,000マイルをJRキューポ20,000ポイントへの交換の申し込みは完了です。
すぐに申し込み受付メールが届きます。(同じ内容で2通)
また、ANAマイレージクラブのポイント履歴ページに記載されます。
JRキューポポイントからGポイント
ANAマイルからJRキューポへは3~4日程度で交換されます。
JRキューポに20,000ポイントが積算されましたら、次はGポイントに交換します。
まずは、JRキューポのマイページでポイントを確認します。
JR九州のウェブサイトにアクセスします。
『JR九州Web会員ログイン』をクリックします。
ページが替わり、ログインウインドウに、JR九州Web会員IDとパスワードを入力しログインします。
ログインしましたら、『ポイントサービス』タブをクリックし、『マイページ』をクリックします。
マイページ画面で現在のポイント数が確認できます。
マイページ画面を下にスクロールしますと、ポイント履歴なども確認できます。
20,000ポイントが積算されていましたら、『提携ポイントに交換』ボタンをクリックします。
提携ポイントに交換ページが表示されます。
『Gポイントに交換する』をチェックします。
画面を下にスクロールし、『ポイント交換申込み』ボタンをクリックします。
交換するポイント数を入力し、『次へ』ボタンをクリックします。
Gポイントの情報を登録します。
ポイント交換しますと、その結果がメールで連絡されます。
その連絡先とするメールアドレスを入力します。
『次へ』ボタンをクリックしますと、内容確認ページが表示されます。
上の画像では、事前に2,000ポイントが有りましたので、今回のANAマイル⇒JRキューポの20,000ポイントとの合計22,000ポイントを交換しました。
『交換申込み』ボタンをクリックしますと、申込み完了ページになります。
すぐに交換受付けメールが届きます。
Gポイントから銀行口座
Gポイントへは約1週間でポイント積算されます。
ポイントが積算されましたら、最後の銀行口座への振込みです。
まずは、Gポイントにログインします。
『ポイント交換』メニューをクリックします。
『全国金融機関』をクリックします。
銀行・投資のポイント交換パートナーが表示されますので、ご自分がご利用されている銀行を選びます。
今回は、「住信SBIネット銀行」でご説明します。
『交換する』ボタンをクリックします。
住信SBIネット銀行へのポイント交換レートが表示されます。
交換レートとしては、500Gポイント=500円ですので100%ですね。
でも、交換手数料が10%かかります。
ですので、交換率としては90%になります。
但し、手数料還元サービスを利用すれば、5%分がGポイントとして戻ります。
このサービスが利用できれば、実質の交換率は95%と言えますね。
ポイントは、最小500ポイントから最大30,000ポイントです。
交換単位は100ポイントです。
『交換する』ボタンをクリックしますと、Gポイントの認証手続きとなります。
電話番号での認証も行います。
ご登録の電話番号欄の電話から、認証電話番号050-3196-2125に電話します。
数秒で、下の画面が表示されます。
口座内容を確認し、よろしければ『確定する』ボタンをクリックします。
交換ポイント数を入力する画面になります。
上の画像では、現在のポイント残高が27,356ポイントです。
交換手数料10%が必要です。
つまり、10%分のポイントが残せる最大交換数は、24,800ポイントです。
今回は、最大ポイント数を交換します。
交換Gポイント数の入力欄に「24800」と入力します。
画面を下にスクロールし、『交換する』ボタンをクリックします。
最終確認画面になります。
交換ポイント数としては、27280ポイントになりました。
上の画像では、手数料還元サービス対象外です。
4ヵ月後の月末までに、対象サービスのポイントを獲得すれば、5%分のポイントが戻ります。
まぁ、いつもの楽天市場で何か買い物しますよ。
交換申請が完了しますと、交換受付メールが届きます。
交換申請が完了しましたので、マイページのポイント交換履歴を見てみます。
住信SBIネット銀行の口座履歴を最後に見てみます。
6月25日(火)に交換申請し、翌日の6月26日付けで口座の振込み履歴に記載されています。
6月19日(水)にANAマイレージクラブよりJRキューポへポイント交換申請してから、その1週間後に住信SBIネット銀行の口座に振り込まれました。
まとめ
陸マイラーを続けていますと、大量のマイルが貯まります。
そのマイルで、タイ・バンコクまでの国際線特典航空券で、ビジネスクラスの搭乗券を手配しました。
マイル価値は、1マイル≒8円でした。
国際線では、搭乗券以外に燃料代やサービス代などの諸費用が必要です。
今回のセントレアからバンコク往復での諸費用は、16,050円でした。
この諸費用はマイルやスカイコインでは支払えません。
諸費用は、クレジットカードなどでの有料支払いとなります。
今回のタイ・バンコクの旅は、出来る限り現金の持ち出しを減らすことをテーマにしました。
往復の搭乗券は特典航空券で手配し、ホテルはマリオットのポイントを利用しました。
現地での移動や食事のみの持ち出しでバンコクを楽しみます。
なので、マイル価値から言って非常に価値が低くなりますが、マイルを現金化して国際線の諸経費に充ててみました。
マイルの現金化では、1マイル=0.9円です。
搭乗券では1マイル≒8円でしたので、マイル現金化の1マイル=0.9円は全然駄目ですね。
今回のように、できるだけマイルで支払うということでなければ、マイルの現金化は勿体無いです。
でも、陸マイラー活動で大量のマイルを貯められたのなら、このように国際線の諸費用にもマイルが利用できますよ。
スポンサーリンク
|
スポンサーリンク
|