福岡空港でレンタカーを借り、博多・柳川・阿蘇・湯布院・別府を2泊3日で観光しました。
帰りも福岡空港を利用しました。
その経路と観光場所についてご紹介します。
九州北部のご旅行を計画されるときの目安となれば幸いです。
往復共に福岡空港を利用
今回は往復共に福岡空港を利用しました。
その理由は、やはり便数が九州の他の空港と比べ圧倒的に多いからです。
復路は大分空港も検討しましたが、大分⇒中部は1日に2便、それも早朝便と夜便です。
早朝便ではその日の観光ができなくなります。
夜便は翌日が大変です。
で、ANAの国内ツアーで、中部⇔福岡で2泊3日の計画を立てました。
時期は10月です。
スターフライヤーはゆったりで満足
中部(セントレア)⇔福岡空港の往復で、往路はがんばって早起きし、早朝便を利用。
復路は翌日の仕事を考慮して夕方便を利用。
こんな感じで、まずは利用する便を決めました。
ANAの時刻表から、
・往路:ANA3831便(スターフライヤー31便)08:00発-09:35着
・復路:ANA3834便(スターフライヤー34便)15:10発-16:25着
ちょうどスターフライヤーとの共同運航便がありましたので、即決定しました。
スターフライヤーはなんと言っても座席間隔が非常に広くゆったりできます。
今回のスターフライヤー搭乗につきましては下の記事でご紹介していますので、よろしければご覧ください。
スケジュール
では、3日間のスケジュールをご説明します。
尚、地図に描かれている時間は、移動だけの目安時間ですので無視ください。
1日目
・朝8時にセントレアから福岡へスターフライヤーで行きます。
・福岡空港で予約済みのレンタカーを借り、九州自動車道を利用し、柳川へ向かいます。
・柳川で昼食、元祖本吉屋でうなぎのせいろ蒸しをいただきました。
・そして柳川の川下りを楽しみます。
・吉野ヶ里遺跡に立ち寄り、福岡市へ戻ります。
・ヒルトン福岡シーホークホテルにチェックインし、夕食は福岡市内でいただきます。
2日目
・ホテルで朝食をいただきます。
・朝10時にチェックアウトし、九州自動車道⇒大分自動車道を利用し、阿蘇の大観峰を目指します。
・昼食を阿蘇の麓の南小国町でいただきます。花郷庵です。
・再び大分自動車道を利用し、湯布院へ向かいます。
・由布岳を見ながら別府に向かいます。
・杉乃井ホテルにチェックインし、夕食はホテルでいただきます。
3日目
・ホテルで朝食をいただきます。
・9時半にチェックアウトし、別府温泉の地獄めぐりを少しします。
・大分自動車道⇒九州自動車道を利用し、福岡県福津市の宮地嶽神社を目指します。
・国道3号線で福岡空港に戻り、レンタカーを返し、空港内で遅めの昼食をいただきます。
・14時半頃、荷物検査を受け制限エリア内に入り、15時10分発の便でセントレアに戻ります。
いかがですか?
阿蘇はロープウェイで昇り中岳火口見学とも考えましたが、ちょっと時間が足りませんのであきらめました。
また、やまなみハイウェイも利用せず、移動時間を優先しました。
僕個人の感想としては、湯布院を止め、中岳火口見学もありかなと思います。
でも、由布岳の景観も素晴らしいです。迷いますね。
最後の宮地嶽神社は、嵐のCMで有名になった場所です。
3日間の走行距離
いろいろ寄り道したり、細かなやり直しもありましたが、3日間の走行距離は、580kmでした。
名古屋から東京往復よりも全然少ないです。
福岡市の都市高速や、九州自動車道、大分自動車道と、高速道路が整備されていますので、思ったよりも楽でした。
渋滞と言えば、丁度七五三と重なったためか、大宰府インターから出る車の渋滞がありました。
ただ、今回は大宰府には行きませんでしたので横目に見る程度です。
一番の渋滞は1日目の夕食に、ホテルから天神を抜ける市内です。
これにはまいりました。金曜日の6時頃と悪条件が重なったのか判りませんが、全然進みません。
おかげで予約した時間から30分も遅れてお店に着きました。
夕方に福岡市内を移動するのは、電車が一番ですね。
観光スポットとホテル
それでは、3日間に訪れた観光スポットとホテルをご紹介します。
1日目:柳川の元祖本吉屋
1日目の昼食は、柳川の元祖本吉屋でうなぎのせいろ蒸しをいただきました。
柳川って、ドジョウの柳川鍋を食べたことはありますが、うなぎが有名なんですね。
柳川の川下りの乗船場所は、うなぎ屋が多数あります。
でも、今回は乗船所からは少し離れた元祖本吉屋を選びました。
ネットでせいろ蒸しが大変美味しいと紹介されていましたが、ほんとにせいろの香りと蒸したうなぎが絶品です。
画像は、特せいろ蒸しですが、うなぎがご飯の間にも入っています。
肝吸いも美味しいですし、きゅうりの漬物も大変美味しかったですよ。
若い男性で無ければ定食でなくても十分と思います。
1日目:柳川の川下り
昼食後に、川下りをしました。
ちょっと曇り空で、万が一のために雨合羽を乗船時に渡されました。
雨は降らなかったのですが、寒さしのぎには丁度良かったです。
ポンチョタイプで着易いので、日が射して暑くなれば船の上でも簡単に脱げました。
一度に20名程度が乗船しますが、船頭さんが『台湾の方。韓国の方。・・・』と順番に聞かれ、手を挙げて答えましたので、一緒に乗船した方がどの国なのか判りました。
今回は、台湾、韓国、フィリピン、シンガポール、そして日本の方達とご一緒させていただきました。
約4.5Kmを60分~70分かけてゆっくり進みます。
ですので先にトイレを済ませておく必要がありますよ。
船頭さんが言ってましたが、真夏の川下りはほんと暑いので暑さに弱い方は避けたほうが良いとのことです。
終点は、『御花』という園の前というか園内です。
乗船場所へ戻るには、無料シャトルバス、タクシー、徒歩のいづれかとなります。
無料シャトルバスは、30分の1台のマイクロバスですので、行ってすぐ乗るなんて無理です。
平坦な場所ですので、時間があり天気が良ければ、のんびり散歩しながら戻るのもいいと思います。
柳川には個人客で申込みができる川下り会社が4つあります。
会社毎に下る水路が違いますので、事前に調べられることをお奨めします。
カバ印のアイスキャンディー屋さん
御花園正面のすぐ近くに、『カバ印のアイスキャンディー』屋さんがあります。
僕は全く知らなかったのですが、ネットで有名みたいですね。
でも10月の季節に曇り空でのアイスキャンディーは美味しいのですが・・・でした。
1日目:吉野ヶ里遺跡
川下りを終え、福岡に戻りますが、途中に吉野ヶ里遺跡があります。
で、立ち寄ってはみたものの遂に雨が降ってきまして写真を撮り忘れました。
と言うか、寒さで早々に退散しました。
社会科で習った弥生時代の遺跡を見ることができますので、気候の良いときに行きたいです。
公園マップを貼っておきます。
1日目:ヒルトン福岡シーホーク
1日目はヒルトン福岡シーホークに泊まります。
ヒルトン福岡は、博多駅を中心とするエリアから少々離れています。
福岡ヤフードームのすぐ横です。
ホテルの部屋からはドームがよく見えます。
ヒルトン福岡シーホークについては下の記事でご紹介していますので、よろしければご覧ください。
1日目:元祖やま中本店で夕食
ヒルトン福岡にチェックインしたのが5時少し前。
荷物を置いて、すぐに夕食に予約していた博多もつ鍋専門店の『元祖やま中本店』に向かいました。
今回の九州北部の旅行は、娘が福岡でモツ鍋が食べようという提案で決まりました。
妻は、脂っこいからかモツ鍋があまり好きでないとのこと。
モツ鍋の人気店に行けば、苦手な妻でも食べられるのではと、やま中本店を選びました。
レンタカーで向かいましたが、これが大失敗。
本来20分少々で行けるのですが、天神辺りが金曜日の夕方の大渋滞で、全然前に進みません。
予約していた6時にはとても間に合いません。
電話で遅れることを連絡し、何とか6時半にお店に到着しました。
やま中本店では、モツ鍋は出来上がった状態で運ばれます。
僕達は、定番と言える醤油味としました。
上の画像が3人前です。
めちゃくちゃ旨い!
今まで、名古屋でも東京でも博多駅でも、モツ鍋を食べていますが、この味はほんと最高です。
どう表現したら伝わるのか判りません。
醤油味のスープも絶品です。
全く伝わりませんね! 食レポ苦手です(泣)。
えっと、生ビールはギンギンに冷えたジョッキで、凄く美味しくいただきました。
見れば判りますよね。
お値段です。
食べ物はモツ専門店なので、モツ鍋+一品料理のみです。
飲み物は、ビール、焼酎、日本酒、ワイン、ソフトドリンクと、豊富とは言えないまでもいろいろあります。
東京や名古屋のちょっとした居酒屋で食べるのと変わらないお値段ですよ。
2日目:朝食はヒルトン福岡でのビッフェ
ヒルトン福岡の『シアラ』で朝食をいただきました。
和洋中めちゃくちゃ、盛り付けもめちゃくちゃです。ご容赦ください。
2日目:阿蘇の大観峰
10時にチェックアウトし、福岡都市高速から九州自動車道へ入り、鳥栖で大分自動車道へ折れ、日田ICで降ります。
そこから国道212号線を走り、ミルクロード(県道45号線)で大観峰を目指します。
大観峰駐車場にある看板?です。
そこで車を降り、徒歩で大観峰を目指します。
とは言っても、普段着で散歩する感じですからご安心ください。
大観峰からは、阿蘇の五岳を眺められます。
パノラマ画像でちょっと変な点はご勘弁。
こっちが普通撮影での画像です。
大観峰展望台に、阿蘇五岳についての看板がありました。
中岳火口見学とは違う雄大さがありますね。
2日目:昼食はそば街道『花郷庵』で
大観峰から下山する途中に、そば街道があります。
その中の『花郷庵(かごうあん)』で昼食としました。
国道212号線沿いにそば街道の看板があります。
その看板に従い山道を2kmほど進みますと花郷庵に着きます。
この山道ですが、車がすれ違う場所が限られるぐらいの細道で、街路灯もありません。
昼間でしたらいいのですが夜道では少々怖いと思います。
お店の入口です。
駐車場はお店の周り?です。
舗装していませんので雨の日は靴が汚れるかもしれません。
入口を入ると待合室です。
左手の赤い布がある所がレジカウンターです。
食事は、畳敷きの部屋でいただきます。
室内は四間八畳(8畳の部屋が四角に4つ)でした。
舞茸の天ぷらがお勧めなので、僕と娘は舞茸の掛け蕎麦をいただきました。
妻はざるそばを選びました。
ほんと舞茸の天ぷらが美味しかったのですが、量が半端なく多い。
食べているときは多いねなんて言いながら美味しくいただきましたが、その後はずっと天ぷらの臭いがして困りました。
2日目:由布院
お腹が満腹となりましたので次を目指します。
由布院駅に行きましたが、よく調べもせずに行ったため、どこが見所なの?って感じでした。
確かに駅の前の道には人がたくさんいましたが、景色というか街並みの感じというか、どこがどうなのって思いです。
金鱗湖が有名ですが、混雑していて、それよりも何か拍子抜けでしたので、立ち寄らずに別府に向かいました。
なので写真撮っていません。
2日目:狭霧台展望所から由布岳を見る
由布院を早々に後にし、由布岳をみるため狭霧台展望所に向かいます。
この展望台も、その前後の道からの眺めも最高です。
これまで九州の各地の風景を見てきましたが、この由布岳の眺めは大変素晴らしいと思います。
2日目:別府温泉 杉乃井ホテル
2日目の宿は、別府温泉随一の大型ホテルの『杉乃井ホテル』です。
このホテルでの宿泊については下の記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
3日目:別府地獄めぐり-海地獄
杉乃井ホテルで朝食を食べ、9時半頃にチッェクアウトし、別府地獄めぐりの代表格である海地獄に行きます。
杉乃井ホテルからは車で10分程度とすぐ近くです。
10時前に到着しましたので、入口前の駐車場に停めれました。
第一印象は、よく整備された観光地の温泉池ですね。
長崎の雲仙や鹿児島の桜島などの大自然さは感じられませんでした。
でも綺麗ですよ。
7つの地獄めぐりの一番大きな地獄は見ましたので、次の地獄に向かおうとしましたが、女性陣から却下されました。
3日目:宮地嶽神社の光の道
娘のお目当ては、嵐のCMで有名になった宮地嶽神社です。
海地獄から、大分自動車道⇒九州自動車道と福岡方面へ戻ります。
福岡ICを取り越し、古賀ICで降ります。
古賀ICからは25分程度で到着します。
上の画像は神社前の参道です。
特段変わったこともありませんね。
鳥居を潜り、階段を上ります。
階段を上がりきった所で振り返りますと、
玄界灘まで道が一直線に続きます。
もう一泊できるのでしたら、夕日がこの道を照らし「光の道」となる瞬間が見えたかもしれません。
「光の道」となるのは2月と10月だけです。
階段の上ったところに「光の道」の看板がありました。
こんな景色が見られたら大感激ですね。
さらに進みますと、本殿に着きます。
丁度七五三のときで、可愛い着物姿のお子さんがみえました。
まとめ
福岡空港を基点としたレンタカーでの、福岡、柳川、阿蘇、由布岳、別府の旅行で、途中下調べが不十分な所もありました。
それでも、2泊3日でも十分いろんな場所を観光できますよ。
阿蘇中岳火口見学を追加したり、もう少し頑張って高千穂を入れたり、そのためには復路を大分空港に変更したり、バリエーションが多数ありますね。
おまけ
博多のもつ鍋はほんと美味しかったのですが、『やま中』は博多でないと食べられません。
『博多おおやま』でしたら、ネット販売も行っています。
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