タイの通過は「バーツ」です。
今はクレジットカード支払いが一般化していますが、それでもいくらかの現金は必要です。
なので、旅行でも仕事でも、タイ国内ではバーツが必要となります。
本記事は、それを受け2019年7月に投稿しました『タイ・バーツの両替はバンコク・スワンナプーム空港のSuperRich THAILANDがお奨め』の一部を書き直ししたものです。
両替レート
日本円からタイ・バーツに両替しますが、空港を始め日本国内では両替レートが悪いので、両替はタイで行いましょう。
通常、どこの国でも空港内の両替所は、市中の両替所に比べ、両替レートが悪いのがほとんどです。
でも、限られた滞在時間で、市中の両替所まで行く時間は、できるなら無くしたいですよね。
タイのスワンナプーム空港の一部の両替所は、バンコク市内とほとんど変わらない両替レートです。
2020年2月25日の円とバーツの両替レートを比べてみます。
そのため端数分は両替されずに、そのまま戻されます。
タイ国内で円をバーツに両替する場合は、紙幣とコインで両替してくれますので、端数が出ません。
しかし、タイ国内でバーツを円に両替する場合、紙幣の円しか扱っていませんので端数が出ます。
その端数分は両替されずバーツが戻されます。
なので、この記事のレート計算は実際の両替額と違いますのでご注意ください。
注意!
みずほ銀行 外貨両替相場
はじめに、みずほ銀行の外貨両替相場です。
円からバーツへの両替は、1バーツ=3.99円です。
10,000円を両替しますと、10,000円÷3.99円≒2,506バーツとなります。
帰国後バーツを円に両替する場合は、1バーツ=3.03円です。
2,506バーツを両替しますと、2,506バーツ×3.03円≒7,593円です。
10,000円をバーツに両替し、そのまま円に戻すだけで、2,407円も減ってしまいます。
尚、同時刻での為替を見てみました。
みずほ銀行の外国為替公示相場の仲値は、3.51円でした。
成田空港 GPA外貨両替専門店
日本の玄関口である成田空港には、3つのターミナル全てに銀行や両替機が多数あります。
成田空港グループ直営店のGPA外貨両替専門店でレートを見てみます。
円からバーツへの両替は、1バーツ=3.92円です。
10,000円を両替しますと、10,000円÷3.92円≒2,551バーツとなります。
帰国後バーツを円に両替する場合は、1バーツ=3.10円です。
2,551バーツを両替しますと、2,551バーツ×3.10円≒7,908円です。
10,000円をバーツに両替し、そのまま円に戻すだけで、2,092円も減ってしまいます。
みずほ銀行の外貨両替相場よりは若干良いですね。
セントレア直営外貨両替
僕の地元、セントレアの直営両替所はどうでしょうか?
円からバーツへの両替は、1バーツ=3.96円です。
10,000円を両替しますと、10,000円÷3.96円≒2,525バーツとなります。
帰国後バーツを円に両替する場合は、1バーツ=3.04円です。
2,525バーツを両替しますと、2,525バーツ×3.04円≒7,676円です。
10,000円をバーツに両替し、そのまま円に戻すだけで、2,324円減ってしまいます。
成田空港GPAよりだいぶ悪いですね。
タイ国内
では、タイ国内の両替レートはどうでしょうか?
『THB Best Rate』というサイトで調べることができます。
まずは、円からバーツへ交換するベストレートを見てみましょう。
『Grand Suoerrich』という両替所がベストレートです。
円からバーツへの両替は、1バーツ=3.5円です。
10,000円を両替しますと、10,000円÷3.5円≒2,857バーツとなります。
今度は、バーツから円へ交換するベストレートです。
『Super Rich 1965 (MBK Zone b)』という両替所がベストレートです。
帰国前にバーツを円に両替する場合は、1バーツ=3.503円です。
2,857バーツを両替しますと、2,857バーツ×3.503円≒10,008円です。
両替所が異なりますが、タイ国内のベストレートの場合、10,000円をバーツに両替し、そのまま円に戻すだけでは、なんと8円も増えます。
日本とタイの比較
これまでの両替レートを比べてみます。
両替所 | 円⇒バーツ | バーツ⇒円 | 10,000円を 円⇒バーツ⇒円 での損失額 |
---|---|---|---|
みずほ銀行 外貨両替相場 | 3.99円 | 3.03円 | 2,407円 |
成田空港 GPA | 3.92円 | 3.10円 | 2,092円 |
セントレア 直営両替所 | 3.96円 | 3.04円 | 2,324円 |
タイ国内 ベスト | 3.5円 | 3.503円 | 8円増える |
如何にタイ国内の方が両替レートが良いのかお判りいただけましたか。
タイ・バンコク・スワンナプーム空港では
タイ国内が日本に比べ両替レートが良いのは判りました。
では、タイの空港ではどうでしょうか?
THB Best Rateが良い点は、その日の最もレートが良い両替所がランキング形式で表示されるところです。
2019年7月では、ランキングの3番目に、タイの首都バンコクの国際空港であるスワンナプーム空港内の両替所が入りました。
その両替所が、『SuperRich THAILAND』のスワンナプーム空港店です。
ただ、始めに示しましたように、『SuperRich THAILAND』のスワンナプーム空港店は2019年12月31日をもって閉店しました。
では、2020年2月25日時点でのスワンナプーム空港の両替所の両替レートがどうなのか、THB Best Rateで調べてみます。
まずは、円⇒バーツへの両替です。
51番目から4店が表示されました。
4店共同じ両替レートです。
今度はバーツ⇒円への両替レートです。
5番目と6番目にスワンナプーム空港の2店が有ります。
2店共に同じ両替レートです。
下の画像は、『SuperRich 1965 スワンナプーム空港店』での両替レートです。
円からバーツへの両替は、1バーツ=3.527円です。
10,000円を両替しますと、10,000円÷3.527円≒2,835バーツとなります。
帰国前にバーツを円に両替する場合は、1バーツ=3.497円です。
2,835バーツを両替しますと、2,835バーツ×3.497円≒9,914円です。
10,000円をバーツに両替し、そのまま円に戻すだけでは、86円しか減りません。
タイ国内のベストレートと比べると、両替レートは若干悪いですね。
ただ、10,000円を両替し、さらに円に再両替した場合の差額が、8円+86円=94円です。
バンコクを何度も訪れていて、良くご存知の方でしたら最も両替レートの良い市内のお店に行かれると思います。
でも、始めてバンコクを訪れる方でしたら、バーツへの両替は簡単に済ませたいですよね。
空港での両替なら、両替する日本円とパスポートを渡せば、それだけで済みます。
ですので、バンコク市内のベスト店よりほんの少し両替レートが悪くても、スワンナプーム空港地下1階の両替店をお勧めします。
SuperRich 1965
SuperRichi 1965は、タイを訪れる世界各国の皆さんが、SuperRich THAILANDの次ぐらいにご存知の有名店です。
本店はバンコク市内にあります。
スワンナプーム空港店
SuperRich 1965は、スワンナプーム空港店があります。
場所は、地下1階です。
到着フロアは2階ですので、エスカレータで地下階まで降ります。
地下階は、「エアポート・レール・リンク」という空港からバンコク市内を結ぶ鉄道の空港駅乗り場があります。
地下階の中央に空港のインフォメーションカウンターがあります。
インフォメーションカウンター付近にも両替所がありますが、両替レートが悪いのでスルーしましょう。
地下階以外の両替所も同様に両替レートが悪いです。
インフォメーションカウンターはエアポート・レール・リンクの駅へ向かう幅の広い通路の真ん中にありますので、その通路を駅の方に向かいます。
少し歩きますと、右側通路が駅に向かう通路、左側通路の奥に両替所が多数並んでいます。
SuperRich 1965 スワンナプーム空港店は最も奥のエリアにあります。
奥の方へ進み、右側のオレンジ色のブースが、SuperRich 1965 スワンナプーム空港店です。
まとめ
海外に行けば避けては通れない現地通貨の両替。
往路は勿論のこと、帰国時でも余った現地通貨を日本円に戻します。
現地での時間が切迫している、日本語以外全然話せないなど、両替をついつい日本で行
いがちですね。
でも、タイ・バーツは日本国内で両替しますと大変損です。
タイのスワンナプーム空港の地下1階にあるSuperRich 1965なら、高レートで両替できます。
英語が駄目な方でも心配いりません。
両替する現金とパスポートを見せるだけです。
バーツから円への両替では、バーツを出しながら『ジャパニーズ・エン』って言うぐらいです。
あっと、サインが必要ですが、店員も日本人にはジェスチャというか指差しでサインを促します。
サインはパスポート記載と同じにします。
たぶん皆さん漢字ですよね?
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