世界中で蔓延しているコロナウイルスへの特別対応として、2020年1月1日~2020年6月30日までの半年間、プレミアムポイントが通常の2倍で積算するとANAが発表しました。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/news/info/200319/premiumpoint/

SFC修行では、スーパーバリューなど早期割引の航空券でお安く50,000PPを達成しようとしますよね。

でも、この早期割引の航空券は基本、払戻し不可です。

 

今、既に3月の後半で、6月30日なんて、たった3ヶ月ちょっとです。

それまでにコロナウイルスが沈静化して、安心して搭乗できるようになっているのでしょうか?

 

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プレミアムポイントの特別倍率での積算について

とりあえず、今回の特別対応の内容について確認します。

(ANA発表の転記です)

 

ANAグループ運航便の搭乗で獲得されたプレミアムポイント数を2倍に倍率アップして積算されます。

 

対象期間

2020年1月1日(水)から2020年6月30日(火)ご搭乗分まで

2020年1月1日(水)以降、すでに搭乗した分についても2倍で積算となります。

マイル口座に自動積算されるので、ご自身で申請する必要はありません。

 

対象路線

ANAおよびANAグループ運航の国内線・国際線全路線

 

対象運賃

マイル積算可能な国内線全運賃・国際線全予約クラス

 

対象者

対象期間中に搭乗したすべてのANAマイレージクラブ会員

 

積算時期

通常積算されるプレミアムポイント数を月ごとに集計し、それと同じプレミアムポイント数を翌月末に積算されます。

特別倍率分の積算時期
2020年1月1日(水)から3月31日(火)までのご搭乗分:2020年4月下旬
2020年4月1日(水)から4月30日(木)までのご搭乗分:2020年5月下旬
2020年5月1日(金)から5月31日(日)までのご搭乗分:2020年6月下旬
2020年6月1日(月)から6月30日(火)までのご搭乗分:2020年7月下旬

通常のプレミアムポイント積算日はフライトマイル積算日と同日になります。

フライトマイルを事後登録された場合、搭乗日の翌月15日頃までの登録完了分を記載の日程で積算となります。

搭乗日の翌月16日頃から2020年7月31日(金)までの登録完了分については、2020年8月下旬に積算となります。

 

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スーパーバリュー75は6月便

すでに3月の後半です。

今から航空券を購入する場合、最大割引のスーパーバリュー75が最もお得です。

75日先は6月です。

 

プレミアムクラスでしたら、スーパーバリュープレミアム28がお得ですが、普通席に比べPP単価が悪くなります。

ただ、今回は特別にPPが2倍ですので、短期間での50,000PPを目指すのであれば、プレミアムクラスも有りかもしれません。

 

でも、スーパーバリュープレミアムが28日後からと言いましても、28日後ではまだまだコロナウイルスがどうなっているのか判りません。

6月なら安心という訳ではありませんが、少しでも先に延ばし、沈静化の可能性を大きくしたいです。

 

6月のPP単価

6月の国内線のPP単価については、一覧表としてまとめ、以前下の記事でご紹介しました。

まだ、上の記事では、いつものPP単価として見ています。

 

また、4月~6月の3ヶ月間のPP単価の状況につきましては、次の記事で紹介しています。

 

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SFC修行するべきか

いつもは、50,000PP達成に、おおよそ50万円必要と言われています。

それが、今回の特別対応なら、単純計算で半額の25万円で達成可能となります。

 

でも、最初にも記載しましたが、SFC修行はスーパーバリューなど払戻し不可の早期割引航空券を利用することで、安価に50,000ポイントが達成可能となります。

 

今、全世界に蔓延しているコロナウイルスが、はたして6月に沈静化しているのでしょうか?

もし沈静化していなければ、安心して搭乗なんてできません。

 

払戻し不可の早期割引航空券の場合、搭乗しなければ全て無駄になります。

 

では、払戻し可の航空券で予約しますか?

 

払戻し可の航空券は、普通席なら「フレックス」、プレミアムクラスなら「プレミアム運賃」になります。

 

SFC修行の定番、羽田⇒那覇の6月平日の運賃で比べてみます。

 

下の画像は、ANAウエブサイトの国内線航空券予約画面からの抜粋です。

 

まずは普通席を比べてみます。

赤枠が払戻し可の「フレックス」運賃です。

青枠が払い戻し不可の「スーパーバリュー75」運賃です。

価格差がなんと32,800円もあります。

率としては、3.8倍です。

特別対応のPP2倍なんて消し飛びます。

 

次はプレミアムクラスを比べてみます。

同じ日の同一便です。

赤枠が払戻し可の「プレミアム運賃」です。

青枠が払い戻し不可の「スーパーバリュープレミアム28」運賃です。

価格差が24,700円です。

率としては、1.67倍です。

特別対応のPP2倍ならプレミアム運賃でも割りに合います。

 

でも、PP単価で見てみますと、「プレミアム運賃」は運賃倍率が最高の積算率150%が適用され、片道3,352PPとなります。

今回は特別対応でPPが2倍となります。

PP単価は、61,310円 ÷(3,352PP×2倍)≒ 9.14円となります。

 

いつもの時(PPが2倍でない)の「スーパーバリュー75」なら、運賃倍率75%ですので片道1,476PPとなります。

PP単価は、11,710円 ÷ 1,476PP ≒ 7.93円となります。

今回の特別対応でしたら、PP単価としては半額の3.97円とめちゃくちゃ安価となります。

でも、払戻し不可というリスクが有ります。

 

PP単価 9.13円もまぁまぁ優秀ですが、羽田-那覇路線からしてみれば、6円台がざらにありますので、あまり嬉しくありません。

メリットととしては、プレミアムクラスが払戻し可で利用でき、且つ1レグで高額のPPが稼げるという点です。

 

PP単価が超安価な「スーパーバリュー75」を狙いますか?

それとも、PP単価としては並みの「プレミアム運賃」としますか?

 

まだまだコロナウイルスが沈静化するような状況とはとても思えません。

どうしても、今回の特別対応でのPP2倍を活用するのであれば、半額を目指すのでなく、払い戻し可のプレミアムクラスで安心・快適を目指す方がよろしいと思います。

 

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まとめ

今回は、コロナウイルスに対する特別対応という予想外のことです。

 

まだまだ、コロナウイルスがどうなるのか全く予断を許さない状況です。

最優先は健康であり、さらに感染を拡大しない行動を取ることが重要です。

 

ですので、SFC修行を実施されるのも、まずはコロナウイルスが沈静化してからとなります。

 

もし、6月にコロナウイルスが沈静化していましたら、例年の半額でANAプラチナ達成のチャンスです。

一刻も早く、コロナウイルスが沈静化して欲しいですね。

 

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