2019年下期、具体的には2019年10月27日(日)~2020年3月28日(土)の割引運賃での予約が始まりました。
2020年のSFC修行を考えられている方は、既に割引運賃での予約を開始していると思います。
まだ予約されていない方、プレミアムポイント50,000ポイントまで予約完了していない方、2020年が目前ですが、まだまだPP単価が安価な便が残っていますよ。
2020年1月~3月の国内線割引運賃から、PP単価を見てみますと、やはり那覇便で安価な便が多数ありました。
SFC修行は1月~3月がベストシーズン
SFC修行には、毎年1月~3月がベストシーズンと言われています。
その理由は次の通りです。
② オフシーズンなので航空券が予約し易い。
③ SFC条件のプラチナステータスが長期享受できる。
1月~3月は観光オフシーズン
①②については、説明不要ですよね。
やはり皆さん、冬は炬燵で丸くなる・・・・外出しないということです。
注意する点としては、2月上旬の札幌雪祭りの時期(大通り公園2月4日~11日開催)は、札幌(千歳)便が混雑する点でしょうか。
それでも、ホテル代が高騰する程度で、航空券代にはあまり関係ないようです。
①について1例を挙げますと、
羽田08:35→那覇11:10~30(偏西風の影響でフライト時間に季節差有り) ANA467便
で、最大割引率での比較をしてみましょう。
普通席はスーパーバリュー75、プレミアムクラス席はスーパーバリュープレミアム28で比較します。
冬の1月と、夏の7月の土曜日の便で比べてみましょう。
土曜日の便は1泊2日での旅行を計画し易いので、他の曜日に比べ割高な傾向です。
PP単価も割高となり、SFC修行としてはあまり良い曜日ではありませんが、冬と夏の価格差がはっきりしますのであえて土曜日としました。
(既に2020年1月のスーパーバリュー75販売は終了していますが、如何に1月がお安いかが判ります)
< 2019年7月6日(土)>
普通席(スーパーバリュー75):21,710円(PP単価14.71円)
プレミアムクラス席(スーパーバリュープレミアム28):39,610円(PP単価13.85円)
< 2020年1月25日(土)>
普通席(スーパーバリュー75):16,010円(PP単価10.85円)
プレミアムクラス席(スーパーバリュープレミアム28):34,010円(PP単価11.89円)
航空会社は、オフシーズンで利用客が少ないのを見越し運賃も安く設定しています。
プラチナエリートの試用期間が長い
SFC取得の条件は、ANAの上級会員であるプレミアムメンバーの中のプラチナメンバーになる必要があります。
プラチナメンバーになるには、1月1日~12月31日の1年間に、ANAのプレミアムポイントを50,000ポイント稼ぐ必要があります。
50,000ポイントに到達しますと、晴れて翌年4月1日にはプラチナメンバーに昇格します。
ANAでは、プレミアムメンバーの事前サービスを取り入れています。
事前サービスとは、プレミアムメンバー条件達成したら、翌年3月31日までの間、試用期間として事前にプレミアムメンバー特典を享受してもらうサービスです。
例えば、2020年にSFC修行を行う場合、50,000プレミアムポイントを2020年3月1日に到達したとします。
この場合、プラチナエリートに昇格するのは、2021年4月1日となります。
そして、2022年3月31日までプラチナメンバーです。
さらに、事前サービスが受けられますので、50,000ポイント達成した翌日から2021年3月31日の間は、プラチナメンバー待遇となります。
結局、2020年3月2日から2022年3月31日までの約22ヶ月間プラチナ特典が享受できます。
50,000ポイント到達が、2020年12月でしたら、事前サービス期間が2021年3月31日までの4ヶ月になります。
この場合のプラチナ特典が享受できる期間は16ヶ月となります。
極論すれば、1月1日に50,000プレミアムポイントを獲得するのが最も長期間プラチナ特典が享受できることとなります。
これはさすがに不可能ですけどね。
以上のことから、SFC修行を1月~3月に行う方が多くなります。
空港別PP単価
それでは、主要14空港別に、PP単価の傾向を見てみます。
尚、セール価格は除外しています。
また、株主優待割引や障害者割引など特定者用運賃は除外しています。
表中、往路は、その空港から他の13空港へ向かう便となります。
復路は、他の13空港から戻る便となります。
往復は、その空港から他の13空港への日帰り往復でのPP単価となります。
国内線はOKAタッチ一択
上の出発空港別のPP単価別便数表をご覧いただければ、羽田と那覇の便数が圧倒的に多いのが判りますね。
では、羽田や那覇からどこへ行く便なのかを見てみましょう。
羽田空港発着
下の表は、羽田から到着空港別の便数です。
表の上段は1ヶ月間の便数で、下段は土日祝(1月2日、3日含む)のみの便数です。
表を見れば一目瞭然で、羽田-那覇がほとんど全てです。
ポツンポツンと、鹿児島や石垣なども散在します。
那覇空港発着
では、反対の那覇から見てどうでしょうか?
那覇から見ますと、羽田便がやはり多いのですが、成田、名古屋(セントレア)、伊丹、関空もそこそこ有りますね。
では、成田、名古屋、伊丹、関空の表を確認してみます。
成田空港発着
成田から那覇のみです。
セントレア発着
セントレアからもやはり那覇が多いのですが、札幌(新千歳)も有ります。
伊丹空港発着
伊丹は那覇のみです。
関西空港発着
関空からは那覇以外に、札幌(新千歳)や石垣も有ります。
では、それ以外の空港について、表を掲載します。
尚、仙台空港はPP単価9円以下が全く残っていませんので割愛します。
また、広島空港1月分と、福岡空港1月分と、熊本空港3月分もPP単価9円以下が全く残っていませんので割愛します。
広島空港発着
福岡空港発着
熊本空港発着
鹿児島空港発着
宮古空港発着
石垣空港発着
具体的な便
各空港別に、PP単価がお安い便が何便残っているかをご紹介しました。
それでは、実際どの便なのかを紹介したいと思いますが、これは表が大きくなり、この記事に直接掲載できません。
エクセル表をダウンロードする方式とします。
全てご自信の責任で行ってください。
注意!
ダウンロードボタンをクリックしますと、zip形式の圧縮ファイルがダウンロードできます。
zipファイルを解凍しますと、エクセルファイルが入っています。
そのエクセルファイル内のシートで、具体的な便はシート「往路9」~シート「往復6」となります。
シート「往路9」とは、基点空港からの往路便で、PP単価9円台の表です。
シート「往復6」とは、基点空港からの日帰りでの往復便で、往復でのPP単価6円台以下の表です。
尚、日帰りの往復便選定条件として、復路便への乗換時間を45分以上としています。
各シートのデータは日付順で、且つ出発時刻順です。
データが赤文字は、1月1日~3日と土日祝です。
ダウンロードファイルの説明は以上です。
それでは、実際のダウンロードは、下の空港毎のダウンロードボタンから行ってください。
札幌発着PP単価2020年1月-3月
成田発着PP単価2020年1月-3月
羽田発着PP単価2020年1月-3月
名古屋(中部)発着PP単価2020年1月-3月
伊丹発着PP単価2020年1月-3月
関空発着PP単価2020年1月-3月
広島発着PP単価2020年1月-3月
福岡発着PP単価2020年1月-3月
熊本発着PP単価2020年1月-3月
鹿児島発着PP単価2020年1月-3月
那覇発着PP単価2020年1月-3月
宮古発着PP単価2020年1月-3月
石垣発着PP単価2020年1月-3月
まとめ
2020年も目前ですが、2月や3月にはまだまだPP単価がお安い便が多数残っています。
例年通り、羽田発着、那覇発着が多い状況です。
ところで、先日、ANAから「ANA VALUE」「ANA SUPER VALUE」の販売開始が355日前と発表されました。
具体的には、2020年3月29日以降のスーパーバリュー75やスーパーバリュー55が、2020年2月7日から販売開始となります。
(「ANA VALUE PREMIUM」「「ANA SUPER VALUE PREMIUM」は従来通り、運行期間毎の8月下旬、1月下旬)
ANA VALUE・ANA SUPER VALUEが355日前から予約可能に!
ただ、3月28日までの便は既に販売されています。
始めにご説明しましたが、SFC修行に適しているのは1月~3月です。
この記事をご参考に、よりお安くSFC修行されることを願います。
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