ANA深夜便のNH877で、羽田空港からバンコク・スワンナプーム空港までビジネスクラスで行きました。
機材はボーイング787-9(789)で、ビジネスクラスはスタッガードシート配列のフルフラットシートです。
羽田空港のANAラウンジのシャワーでさっぱり、お腹も膨れ、搭乗中は熟睡できました。
羽田のANAラウンジ
まずは、羽田空港国際線のANAラウンジからご紹介します。
ANAラウンジは2ヶ所、ANAスイートラウンジも2ヶ所
羽田空港国際線にはANAラウンジとANAスイートラウンジが2ヶ所づつあります。
110番ゲート付近に、ANAラウンジと、ANAスイートラウンジ。
114番ゲート奥に、ANAラウンジと、ANAスイートラウンジ。
ラウンジの利用条件は以下の通りです。
・ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社運航便ご利用のANAダイヤモンドメンバー本人および同行者1名
・ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社運航便ご利用のANAミリオンマイラー「Lounge Access Card」所有者本人および同行者1名
・ANAスイートラウンジご利用券所持者
【ANAスイートラウンジ】
・ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社運航便ビジネスクラス搭乗者
・ANAプレミアムエコノミー搭乗者
・ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社運航便ご利用のANAプラチナメンバー本人および同行者1名
・ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社運航便ご利用のSFCメンバー本人および同行者1名
・ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社運航便ご利用のスターアライアンスゴールドメンバー本人および同行者1名
【ANAラウンジ】
その他、ANAラウンジ利用条件の詳細はANAウェブサイトよりご確認ください。
ラウンジの営業時間は以下の通りです。
5:00~ANA運航最終便出発まで【114番ゲート奥】
6:30~13:30 / 20:00~25:00
ANAラウンジをご利用される方は、たぶん優先保安検査場もご利用されると思います。
なので、出国手続きも111番ゲート近くで行います。
そこから近いのが110番ゲート付近のANAラウンジです。
今回、僕も優先保安検査場を利用しました。
また、搭乗ゲートも111番ですので、110番ゲート付近のANAラウンジを利用しています。
110番付近のANAラウンジの入口
出国手続きも終え、111番ゲート近くに入りましたが、たくさんの人でANAラウンジの入口が判りません。
羽田国内線のように優先保安検査を抜け、振り返ればANAラウンジ入口なんてことはありません。
ですので、まずは110番ゲートまで歩いてください。
110番ゲート付近の通路(ゲートとは反対側)に「空港会社ラウンジ →」という看板があります。
国内線のように、青い光で彩られたANAラウンジ入口が通路に面していません。
その看板のところの脇の通路を入りますと、ラウンジへ上がるエスカレータがあります。
ANAラウンジ受付で即シャワー予約
ANAラウンジに到着したのは、22時近くの遅い時間でした。
搭乗便の出発予定が、0時25分で、2時間半程度あります。
セントレアから成田に到着し、すぐバス+列車で羽田まで来ました。
なので晩飯も食べていません。
空腹でしたが、まずはラウンジ受付でシャワーを予約します。
で、驚きの20人待ちです。
22時なんてラウンジの利用者もそんなに多くは無いだろうなんて甘く考えていました。
受付で予約しますと、下の画像の呼び出しブザーが渡されます。
大型ショッピングモールのフードコートと同じです(笑)。
順番が来ますとブザーが鳴ります。
ブザーを受付に持って行きますと何番のシャワー室か知らされ、そのキーを渡されます。
替わりに搭乗券を受付に預けます。
シャワーが終わりましたら受付に行き、シャワー室のキーを返却し、搭乗券を受け取ります。
シャワー室は7ヶ所
110番ゲート付近のANAラウンジは、シャワーブースが全部で7室です。
ちなみに、114番ゲート付近のANAラウンジは、シャワーブースが全部で6室です。
7室もありますので、20人程度の待ちでしたら、シャワーブース1室あたりで考えれば、3人待ちでしょうか。
1人あたりのシャワー時間が20分としましたら、待ち時間は1時間ですね。
110番付近のANAラウンジは混雑していました
シャワーを予約した後、早速晩飯です。
上の画像は、22時頃のラウンジ内です。
僕が入ったときにはまだ何席か空席がありましたので待つなんてことはありませんでした。
ただ、食事をしていますと、何度か『混雑していますので荷物を座席に置かないようにお願いします。』とアナウンスされてました。
時刻が遅くなるほど混雑してきまして、座席を探す方が増えてきましたね。
そんな混雑した状況でしたので写真も数枚しか撮れていません。
ラウンジに入りますと、日本酒が展示されていました。
4種類全て頂きましたよ。
ドリンクバーにはボトルが雑多に置いてあります。
ほんと写真少なくて済みません。
シャワー室はとても綺麗
で、シャワーの予約受付けしてから1時間後ぐらいにブザーが鳴りました。
先程の計算どおりの結果です。
重厚そうな黒のカウンターの上には、扇風機やドライヤーや乳液などたくさん乗っています。
カウンターの奥にトイレ。
その奥がシャワーブースです。
ハンドシャワーとレインシャワーの組み合わせタイプですね。
ドライヤーはダイソー製で、非常に強風でした。
ただ温風、冷風の切り替えはありましたが、風量調整ができない?タイプのようでした。
僕自身はじめて使うので、実は風量調整できるのかもしれません。
シャワーを浴びた後に、もう一度ラウンジに戻り、カウンターに座り、ビールとおつまみで一息つきました。
ANAラウンジの感想
第1印象は『混んでますね』でした。
まさかシャワーで1時間も待つとは思いませんでした。
料理は直ぐに補充されますので無くなるなんて事はありませんので、好きな時に、好きな量がそんなに並ばずに食べられましたので良かったですよ。
ただ、110番付近のラウンジで時間を使ってしまって、114番側に行けなかったのが心残りでした。
お酒も料理も美味しく満足でしたが混み過ぎですね。
復路のバンコク・スワンナプーム空港ではラウンジの梯子をしましたので、そちらと比べますと全体的なキャパが少ないと思います。
まぁ、国際線は成田がメインと考えれば仕方がないのでしょうか。
座席は左側の「6C」
ラウンジでさっぱり・すっきりしましたので、今度はANAのビジネスクラスでの旅を楽しみます。
今回予約した座席は、左側の前から6列目のシート「6C」です。
上の画像は、予約時に空席情況を示したものです。
予約が搭乗の1週間前と、間近でしたので、既に窓際のA列およびK列は満席でした。
6Cから前方を撮影しました。ピント合ってませんね。
スタッガードシート
それではサイドテーブルが付いたスタッガードシートの設備などを見てみます。
液晶画面は、18インチの大型サイズです。
でも深夜便のため、朝起きてからのフライト状況の画面でしか利用しませんでした。
上の画像は離陸前の安全装備の説明画像です。
日本を意識した映像ですね。
液晶画面の下は、足を伸ばすスペースとなっています。
フルフラット状態のとき、ひょっとしたら190cmを超えるような背の高い方は窮屈じゃないかと思いました。
まぁ、僕はチビですので全然問題ありませんでしたけど。
さらにその下は靴やカバン置き場です。
割とスペースがありまして、ショルダーバッグなんかは十分入ります。
ただ、ご覧いただければお判りと思いますが、フルフラット状態ではカバンに手が届きません。
シートを戻すか、横からカバンを引き摺り出す必要があります。
サイドテーブル側面にシートレイアウトのボタンが並びます。
1プッシュでなく、押し続ける方式で、安全に配慮されています。
ボタンの下に引き出し式のテーブルがあります。
食事するときは、このテーブルを横に引き出していただきます。
サイドテーブル上方にリモコンと、ユニバーサルタイプの電源コンセント、イヤホンジャックが有りました。
USBプラグも準備されていました。
アメニティーセット
サイドテーブルには、ヘッドフォンとミネラルウォーター500mlが1本、そしてアメニティセットが置かれています。
ANAカラーの巾着袋です。
中には、歯ブラシなどが入っています。
搭乗時間が、6時間半程度と比較的短いので、アメニティーは全く使わず、記念として持ち帰りました。
スタッガードシート説明書
年季の入った説明書でした(笑)。
文字や画像が見難いなんてことはありませんので問題は無かったです。
最後の画像に、『ベッドパッドの使い方』が載っています。
このベッドパッドですが、搭乗前に既に各座席にビニール袋に入って置いてありました。
このパッドをフルフラットシートの上に敷いて寝ます。
薄いのですが、シートのクッションを考慮した厚み・クッションでして快適でした。
説明書には載っていませんが、上に掛けるブランケットもビニール袋に入っていました。
小物入が全く無し
スタッガードシート周りには、小物入れが全くありません。
ですので、小物入れ代わりになるポーチとか小さな鞄を機内持ち込みしたほうがいいと思います。
ここはANAに是非とも改善していただきたいところですね。
時計やスマホなど小物が仕舞える引き出し、できればロック機構を付けてください。
安心して就寝できます。
メニュー
機内食のメニューです。
ビジネスクラスの楽しみの1つですね。
まずはドリンクメニューです。
酒好きの僕にはたまりません。
続いて、料理のメニューです。
和食と洋食から選べます。
その他、いつでも食べられる料理が記載されています。
朝食
画像全体が暗いのは、まだ皆さんほとんどお休みでして、機内も暗く、読書灯を点灯するのも少々が気が引けました。
で、朝食は1プレートの簡素なものでした。
ANAのビジネスですよ。
いくら深夜便&中距離便といっても、少々・・・と思いますよね。
機内の感想
羽田からバンコクまでのビジネスクラス。
スタッカードシート配列のフルフラットシートは睡眠には大変素晴らしいシートでした。
リクライニング角度がリモコンで無断階に調節できますので、完全フルフラットですと、頭が下がり違和感があれば、ほんの少し持ち上げれば快適になります。
隣の方の寝返りなども全く感じられません。
深夜便を利用し、機内は就寝とし、到着先の時間を最大限有効にするにはスタッガードシート・フルフラットは最適です。
その就寝の快適さとの引き換えに、機内食は残念な内容でした。
タイ・バンコクのような中距離?の路線でなく、ヨーロッパやアメリカなど長距離路線でしたら、機内食も格段に素晴らしいものなんでしょう。
FAST TRACK
朝食が済みますと、入国審査場の優先レーン「プレミアムレーン」の利用チケット「FAST TRACK」が配られます。
このチケットがありますと、スワンナプーム空港での入国審査で優先レーン(プレミアムレーン)が利用できます。
最近このFAST TRACKが転売されていて、航空会社のスタンプが無いと優先レーンから退場させられることもあるみたいです。
(どんな物でも商売にする逞しさには少し関心しますけど)
で、この優先レーンの威力ですが、早朝の5時過ぎの入国審査場でも最大の威力でしたよ。
一般レーンでしたら、想像するに1時間では通過できないと思いました。
それが優先レーンでは、僕の前に3名です。
並んだ時間は5分程度です。
まとめ
今回の羽田からバンコクの前に、セントレアから成田の国内線、そしてバス+列車での移動がありました。
なので、羽田空港では、ANAラウンジに入り浸り、ラウンジフード&ドリンクを沢山頂いてます。
そして、ラウンジ内のシャワーですっきりしてからの搭乗でした。
ですので、機内では早々に熟睡しまして、次に目を覚ましたら後1時間半でバンコク・スワンナプーム空港着陸するところでした。
簡単な朝食を頂きまして、すっきり気分で微笑みの国に降り立ちました。
そして絶大な威力のFAST TRACKを握り締め、意気揚々と入国しました。
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